2012年5月

アングラでいいのか

この前、たまたまテレビのバラエティ番組で見かけた話である。

某芸能人が、とある競技で世界一に挑戦するという企画。
その競技とは、世間的にあまり有名ではないいわゆるマイナーな種目の一つである。

競技人口の少なさと本人の多少の適正を加味した企画なわけだが、とにもかくにもその道の第一人者に未経験の素人が完膚なきまでにやられてからスタートするという、非常にありふれた企画の一つであった。
背景がバラエティ番組である手前、本人が苦しむ姿を面白おかしく編集して我々を楽しませる構成になっているのだが、本番に向けて徐々に成長していく様を追ったドキュメンタリータッチの部分でも十分楽しめる内容でもあった。

加えてその競技側にとっても、有名人が取り組む姿を全国放送の地上波で流すことによって、世間での認知度を飛躍的にアップさせることができる絶好の機会となったのではないだろうか。

まあ、一通り観た感想だが。

こりゃマイナー競技だわ。と。

いや、完全に個人的な感想なのでその辺はご考慮いただきたいところではある。

ただ率直な感想として、これはマイナー競技なのもしょうがないなと。

ともかく競技者たちに「この競技を広めよう」「この競技を有名にして競技人口を増やそう」という気がまったく感じられなかった。

某芸能人と二人三脚で競技を練習していく「先生」は、それはもう一生懸命で、親しみやすい人柄と自分の技術のすごさを前面に出して、このチャンスに競技をアピールしようという気合いがビンビン伝わってきた。

が。

練習相手となる一般選手たち。
こっちがヒドかった。

うまくいかない姿を面白く盛り上げようとする芸能人たちの姿にクスリとも笑わない。ほんの少しの笑顔すら見せない。
それどころか、初挑戦の素人をうっとうしそうに秒殺である。一瞬の見せ場すらも作らせずにあっさりとその場を終わらせる始末。
誰がどう考えても、競技の魅力を伝えるこの上ない機会のはずなのに。
よくよく聞くと、日本でも一、二を争うレベルにいる選手たちだというではないか。

あ〜あ。
こいつはいかんわと。

「先生」が必死こいて作った貯金を一瞬で吐き出して、しかも借金まで作っちまってるわと。

自分の練習に集中したい気持ちは大いに理解できるし、大事な練習時間にバラエティの撮影に付き合わされる煩わしさは大変なストレスなのだろう。
だが、その競技のダントツの第一人者である「先生」が、必死にアピールする姿を鑑みるに、まあそういうことなのだろう。
こんな大きなチャンスをみすみす逃すほど、余裕のある現状でないことは容易に想像がつく。いや、知らんけど。

なんとなくだが、格闘技の会場の雰囲気を思い出してしまった次第である。

あのテレビ的にOUTな人間だらけの空間。

格闘技は好きだけど、そりゃ人気ねえわってヤツね。

こういう機会に遭遇すると、自分は大丈夫だろうかなどとちょっと考えてしまう。
別に有名になりたいわけじゃないが、いろいろと応用する場面はあるのではないか。

「人の振り見て我が振り直せ」とはよく言ったもので。

いや、そんなことないか。

▼ジェー・ジョンソン株式会社ホームページ
http://www.j-johnson.co.jp/

▼お問合せフォーム
http://www.j-johnson.co.jp/contact.html

▼翻訳お見積について
http://www.j-johnson.co.jp/estimate.html

▼JJ通信バックナンバー
http://www.jj-honyaku.net/

▼ジェー・ジョンソン株式会社 DTP部門
http://jjohnson-blog.oops.jp/dtp/

コメント(0)

生きる!!

え〜。
大変ポジティブな叫びから入ってみました。

特に意味はありませんが。

softBankの孫氏による2010年だか2011年だかに行われたスピーチによると、「今から100年後、200年後、そして300年後には、人間の平均寿命は200歳になるだろう」ということらしい。

300年後?
ハッ! アホらしい。そんなわけねえじゃんか。
つか、そもそも生きてるわけねえし関係ねえや。

反射的にそう思うのが普通だと思う。
そして僕もそう思った。

が、次の言葉を聞いてはたと止まった。

「ここ100年ぐらいは、10年で3.5歳ぐらいずつ寿命が延びている」

……むむむ。
唐突にリアリティが増したぞオイ。
現状日本人の平均寿命が約83歳。
このまま10年ごとに3.5歳ずつ延びていくとすると、単純計算で300年経てば平均寿命は200歳を遥かに上回る……。

当然単純な足し算にはならないだろうが、人間の生命力とか、個体の限界とか、何かよくわからんもんを総合すると大体そういう見立てになるのもわからなくはない。のか?

さらに現実的に考えてみようか。
人間が10年ごとに3.5歳ずつ長生きになってるってことはですよ。
2022年には平均寿命が86.5歳、2032年には90歳になってるってことですね。

んでホント単純に考えて、平均寿命の延びと自分の年齢が合致する部分がね。自分の予測寿命ってことになるわけじゃないですか。
計算してみましたよ。めんどっちいけど。

結果は、

113歳。

めちゃくちゃ生きるな俺。

いやこれは……。

調べてみたら日本人の長寿記録が大体110〜120歳前後だって話で。
僕のようなミスタージャンクフードがあっさりその領域に匹敵する時代が到来するってか。

いやはやいやはや。

人生まだ3分の1も消化してないわけですかワタクシ。
なのに何でしょう。この日々のクライマックス感は。

いや、冗談抜きで今後の人生設計を大幅に修正しなきゃいけないレベルですねこれは。
刹那的に生きてる場合じゃないぜよ自分。

というメランコリー。

▼ジェー・ジョンソン株式会社ホームページ
http://www.j-johnson.co.jp/

▼お問合せフォーム
http://www.j-johnson.co.jp/contact.html

▼翻訳お見積について
http://www.j-johnson.co.jp/estimate.html

▼JJ通信バックナンバー
http://www.jj-honyaku.net/

▼ジェー・ジョンソン株式会社 DTP部門
http://jjohnson-blog.oops.jp/dtp/

コメント(0)

若者のテレビ離れ テレビ<ネット

近年二十代の若者世代のテレビ離れが進んでいるという。
ある調査によると、テレビを点けている時間がインターネット閲覧の時間をわずかだが下回ったとか。

うん。最近よく聞く話ではある。
数年前からテレビの視聴率は全体的にダダ下がりと言われ続けているし、スマートフォンに代表されるインターネット閲覧機器の小型化、軽量化も大きな要因の一つといえるのではないだろうか。

まあ、この調査結果もインターネットで知ったものなのでアレだが。

自分に当てはめてみると「確かに」と思うところは多い。
インターネットを使用する時間自体はそこまで変わっていないと思うのだが、それより何よりとにかくテレビを観なくなった。
昔は家に帰ってきたら、とりあえず電光石火の早さでテレビのスイッチを押していたはずが、今はそれがない。
もはや靴を脱ぐかテレビつけるかくらいのギリギリのせめぎ合いの中で、息せき切って電源を入れていたものだが、最近は完全にそれをしなくなった。
今思うと「なんで?」という話だが。

結局のところ、観なくても人生に大した影響がないことを知ってしまったのが大きいような気がする。
「そういえば最近テレビ観てないけど、別に変わらないなあ」

加えて、今までテレビの前で座っていた時間をもっと有意義に使えることを知ってしまったことも大きく作用しているだろう。
平日、テレビを観ていたあの一時間。
週五日だとして一週間に五時間。

フルマラソンですら二時間半で終わるというのに、僕は今までどれほどの時間を無駄に浪費していたのだろう。
そう思った時、僕の中で何かが弾け覚醒した。

ちなみに覚醒はウソですが。

確かにテレビを観なくなったのだが、実はそれよりもさらに接触しなくなった媒体が存在する。

新聞である。

いいかげん一人暮らしも長くなってきた今日この頃。
ふと思うとここ数年、新聞なるものを手に取った記憶がほとんどない。
たまに実家に帰ったときなどに読むことはあるが、それ以外で触れる機会は皆無である。

「新聞を取っていると、読むより片付ける手間の方が絶対多い」
「日常的な情報収集なら、それこそインターネットとテレビで事足りる」
「いろんなことを総合すると、月々数千円出費する価値と見合わない」

代表的な理由としてはこんなところだろう。

が、もう一つ。
というか、これこそが僕が新聞と触れることを拒む一番の理由なのだが、

新聞売り込みのおっさんが腹立つ。

これである。

ある日の午後。

ピンポーン。

「○○新聞ですけどね」
「新聞取ってる?」
「ああ、取ってない」
「じゃあ、来月から入れとくから」
「一ヶ月目はお試しで無料だから」
「ビール券付けるから」
「え? いらない? だって取ってないんでしょ?」
「最初はお試しだから」
「うんだから最初はお試しで無料だから」
「じゃあ来月から。ね? ね?」
「みんな取ってるから」
「じゃあ一ヶ月だけでいいから」
「来月から入れておくね? いいでしょ?」
「取ってないって言ったじゃん」

極めつけはコレである。
「おじさんも仕事だからさ。そういうのわかるでしょ?

いかん。
思い出したら腹立ってきた。

▼ジェー・ジョンソン株式会社ホームページ
http://www.j-johnson.co.jp/

▼お問合せフォーム
http://www.j-johnson.co.jp/contact.html

▼翻訳お見積について
http://www.j-johnson.co.jp/estimate.html

▼JJ通信バックナンバー
http://www.jj-honyaku.net/

▼ジェー・ジョンソン株式会社 DTP部門
http://jjohnson-blog.oops.jp/dtp/

コメント(0)

Search

Calendar

2012年5月
« 4月   6月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

Tag

Apple おもひで お仕事 ひとりごと スポーツ テレビ ドラマ ニュース 一発逆転 交遊 仕事 休憩 健康 健康体 地震 外食 季節 思い出 情報 旅行 日常 映画 極意 歴史 流行 漫画 生活 発見 研究 考察 花粉症 記録 読書 趣向 趣味 通勤 遊戯 野球 雑記 電話 震災 非日常 音楽

Links

あわせて