2012年11月

長いものには巻かれとけ

1960年代日本。
巷はフォークソングを歌う若者で溢れかえっていた。

「体制を破壊しろ」
「大人を信じるな」
「その先にあるものを掴め」

アメリカ寄りの体制、政治闘争。若者たちの不満は頂点に達していた。
社会というどうしようもなく巨大なものに反発するエネルギーをプロテストソングに乗せ、若者は歌った。叫んだ。
予告もなく誰ともなく集結し、反戦を掲げ歌った。叫んだ。

「体制を破壊しろ」
「大人を信じるな」
「その先にあるものを掴め」

若者が本気で何かを変えようとしていた時代。
うねる時代の中で、両手で持て余すほどのエネルギーが溢れていた時代。
音楽に乗せて言霊を吐き出していた時代。
フォークソングの時代。

か、どうかは知りませんが。

まあ、個人的にこの学生運動の類があまり好きではないのですが、それはそれとして、とにかくパワフルな時代だったのでしょう。いい悪いは別にして、2012年現在よりも日本に活気があったことは間違いなさそうでございます。

で、何が言いたいのかと申しますと。

吉田拓郎ええなぁと。

フォークソング=政治色の強い反体制ソングの様相が強かった当時、拓郎の曲はそういったファンからは批判されまくったそうで。自分の生き方とか、恋愛とか、そんなこと歌にして商業主義に走ってんじゃねえぞ。みたいなね。

うん。まあ、それはそうかも知れないんですけど。
そのあたりの善し悪しを論じる気もさらさらないんですけど。

ただ、むちゃくちゃええっす。
それだけは確かっす。

爽やかで単純で快活なメロディーと、拓郎さんのだみ声が絶妙にマッチしておりまして。
心地いいことこの上ない。
きっと、この人は自分の特徴というか長所をよくわかってる方なんだろうなあと。思います。
いや、わからないですけど。

みんながorganizationをdestroyしてる真っ最中にね。
よりにもよって「結婚しようよ」って。
マリッジこの上ない。

みんなが「大人を信じるな」って合唱してる真っ最中にね。
「君の膝枕にうっとり」って。
絶対うっとりしちゃダメな状況だと思いますけども。

くそ。
最高だ。

でもベストアルバム多過ぎだ。
どれから手をつけりゃいいんだ。

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007の極意

このブログでもちょくちょく語っていますけども、僕はわりと映画が好きです。
とはいっても、別に特別詳しいとかそういうことはまったくなくて、ただ観たいものを思いつくままに観てるだけなんですが。

ちなみなんですけども、「007」シリーズをまだ観たことがなくてですね。
ここ最近、どんなもんか興味がわいてきまして。
んで、ちょっと挑戦してみようかと思ってる次第なんですね。

007シリーズといえばね。
イギリス情報部の諜報員であるジェームズ・ボンドを主人公としたスパイ映画ですけども。
ってか、もともと小説が原作なんですね。それすら知らなかった。

まあ「ジェームズ・ボンド」といえばアレですね。
初代のショーン・コネリーから、代々渋いおっさんたちに受け継がれてきた名物キャラクターですよね。
で、現在のダニエル・クレイグが6代目になるわけですけども。
ほんで、このジェームズ・ボンドとね。「ゴッドファーザー」のアル・パチーノね。
何となくダンディの代名詞みたいな感じで評価されてる感がありますよね。

ん? 違うのか?
いや、わかんないんですけども。

まあ、これだけ続いているシリーズならそれなりに理由があってのことだろうと思うわけで。
試しに観てみようかなあと。思っているわけですけども。
イギリス諜報員のスパイ映画ね。
いいんじゃない? と。

ん?

諜報員?

ん?

ボンドってアレなの?

正社員なの?

そ、そうなの、か?

イ、イメージ……。

いや、観たこともないのにイメージとか言ってますけども。

いや、でもね。
ホラ。
何かこう、あるじゃないっすか。

「群れない、媚びない、属さない」
みたいな感じで、謎多き男でいていただきたいというか……。

正社員てことはアレかなぁ。
やっぱ固定給なのかなぁ。厚生年金の分とか天引きされてんのかなぁ。
たまにめんどくさいミッション成功させたら臨時ボーナスとか出たりすんのかなぁ。
でも、明細にはちゃんと税金分引かれた金額が振り込まれたりしてんのかなぁ。
年末調整で書類提出したりとかしてんのかなぁ。
生命保険とか入ってんのかなぁ。
いや、スパイは入れないか。
でも保険のおばちゃんと仲良くなって、「特別に」とか言われたりしてんのかなぁ。渋いし。

そっか〜〜。
正社員かぁ。

もっとこう、フリー感が欲しかったよね。ゴルゴ13みたいな。

どうしよう。
観てみようかなぁ。

ちょっと考えよう。

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過去から甦りし破壊屋コップ

映画「デモリションマン」を観た。

「デモリションマン」
1993年公開のシルベスター・スタローン主演の映画である。
ロサンゼルス市警のすご腕刑事ジョン・スパルタンと、その宿敵凶悪犯サイモン・フェニックスによる、時を超えた因縁バトル映画。
1996年。壮絶な戦いの末、フェニックスを逮捕したスパルタンだったが、人質救出失敗の罪を問われフェニックスとともに冷凍刑務所に送られてしまう。

そこから36年後の2032年。犯罪は撲滅され社会はすべてコンピューターの管理下にあった。
人々は穏やかで争いもなく、徹底した無菌状態。誰もがコンピューターによる管理のおかげで快適で刺激のない生活を送っていた。
しかし、そこにかつて冷凍刑務所で冷凍された凶悪犯フェニックスが甦ってしまう。無遠慮に暴れ回るフェニックス。暴力が撲滅された現代社会で、警察はフェニックスに対抗する術を知らなかった。そこで警察はかつてフェニックスを追いつめ、ともに冷凍刑を受けたすご腕刑事スパルタンを解凍し、フェニックス逮捕を依頼する。かつて“デモリションマン”と呼ばれた凶暴な刑事スパルタンと凶悪犯フェニックスとの時空を超えたバトルが今始まる!!

っつう映画ですね。
ちなみにサイモン・フェニックス役はウェズリー・スナイプスです。

今さら1996年の映画? って話ですけど。
でも、たまにはこういうのもいいじゃないかと。

では感想をば。

おもしろかったですね。

いや、これに関していうとね。
ボキャブラリーが貧相とか何とか、そういうことじゃないと思うんです。

「おもしれぇなコレ!!」
ってだけで十分なヤツですよこの映画は。

そもそも名前からしてそうですからね。
凶暴な主人公が「スパルタン」
過去から甦る敵役が「フェニックス」
ですよ。

もうね。
「深く考えるんじゃねえ」
っていいたいのがミエミエじゃないですか。

とにかく余計なこと考えるなと。

便利?
未来?
清潔?
健康?

はっ! 関係ないね。そんなもん、俺が全部ぶっ壊してやるよ。お? コラ。
アナログヒーロー様のお通りだボケ!
油のたっぷりのったステーキ食って、燃費の悪い車に乗って、女はべらして朝まで酒に溺れてやろうじゃねえか。

スタローンさんがそう言いたかったかどうかはともかく。

まあ、おもしろいですよコレ。
観て損はないヤツですね。

しかもアレなんですよ。
しょっぱなの導入部分観るとね。
モロ硬派なバキバキのアクションなんですよ。
で、そのままの感じで進むじゃないですか。

コメディでやんの。

で、「何! おもしれえぞコレ!」って。
いい意味で裏切られるんですね。
「くそ、やるじゃねえか」と。

「囚人は解凍後の社会復帰のために特技を身につけるようプログラムされているのよ。ちなみにスパルタン、あなたの特技は編み物よ」
コラコラコラ。

しかもね。
フェニックス役のウェズリー・スナイプスね。
これまたいい味出してるんですよ。

わっるぅ〜〜

ってね。
もうホント悪いんですよ。
しかもめっちゃ楽しそうなのね。

未来型の銃の設定とか、確信犯過ぎて笑いが止まらんのですよ。
「撃つまでにパワー充填で2分」とか!!

「ちくしょう! いつになったら撃てるんだ!!」

「お前絶対撮影楽しんでるだろ?」
ってのがガンガン伝わってくるんですよ。

んで、若き日のサンドラ・ブロックがヒロインで出てましてね。
翌年の「スピード」が事実上の出世作になるわけですけど。

いやいやいやいや。
「デモリションマン」でしょと。
声を大にして言いたいくらい、いい味出してるんですよ。

ってこの人、もう48歳なの?
まいったね。
ジュリア・ロバーツより年上ですか。

まあ、後はアレですね。
未来の設定で基本「音声認証」ってのがね。

なるほど〜と。
やっぱりそっちにいくんだろうな〜と。

コンピューターの人工知能ってヤツね。

それで、進化したコンピューターが自我に目覚めて、「ターミネーター」の悪夢が始まるわけですよ。

いや、知らんけど。

まあそれはそれとして。
何も考えずに観られる映画ってのは、やっぱりいいもんですね。
着地地点ははっきり見えていて。ちゃ〜んとそこに着地してくれるってのがね。

気持ちいいったらありゃしない。

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