2013年12月

プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達

を観た。

TBSで2004年以降毎年放送されている、プロ野球界から今年戦力外通告を受けた選手たちに密着したドキュメンタリー番組である。

「プロ野球選手でいたい」
「野球が好きだから続けたい」
「でも正直、今の自分には背負わなくてはならないものがある」
「やりたい気持ちはあるが、身体がボロボロで思うように動けない」

諦めるか続けるか。そんな人生の狭間で揺れ動く選手たちとその家族の姿が赤裸々に綴られる、年末恒例の鉄板番組のひとつだ。

いや、今年もおもしろかったですね。特に巨人をクビになった辻内ね。
この人はもう甲子園の衝撃ですよ。左投手で歴代最高の156kmを計測した怪物投手。当時の一試合最多奪三振の19個を記録した、まさに2005年の甲子園の主人公でした。

鳴り物入りで巨人に入団してから8年。
もう怪我しまくってて肘がまっすぐ伸びないみたいで。しかも肩が痛くて長い時間腕上げてられないんだって。
いや、そりゃ無理だ。野球なんかやってる場合じゃない。ホントこればっかりはしょうがない。

いやもうね。怪我さえなければ今年のWBCは辻内、田中マー、マエケンの三本柱で挑む予定だったはずなんです。んで、9年目の来季に投手部門のタイトルを総なめしてシーズンオフに海外FA宣言、2015年に破格の年俸でメジャー移籍と。そこまでの青写真が描けてたはずなんですけども。
怪我さえなければ。ホントに怪我さえなければってヤツです。

辻内のラスト登板、確か社会人相手の練習試合だったと思いますけど、切な過ぎましたね。
当時からコントロールが悪くてそれが課題だって言われてて、でもそれを補ってあまりある球の威力ですべてを吹き飛ばしてたわけですけど。
もう見る影もなくなっててね。最速125kmの山なりのボールがね。「ポスっ……」とね。キャッチャーミットに収まるわけですよ。しかもノーコンはそのまんまで。
「これはダメだ……」ってね。

ただまあ、あれですね。
何か引退するって決めて、つきものが落ちたようなスッキリした表情してたんで、まあ今後もがんばってくださいと。そう思う次第でございます。

あとアレね。

やっぱ
プロ野球選手でけぇな。

いやマジで。
スーツ着て就職活動してる姿がちょっと映りましたけど、威圧感半端ねえっす。
やっぱりスポーツで飯食ってる人間てのは、ちょっと違うんだなってのを改めて感じました。
ある意味、そのシーンが一番印象的だったような。

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電話の声の妙

電話対応ってすっげえ大事だと思うわけですよ。
いきなり「なんだよ」って思うかもしれませんけど、これ結構前々から思ってたことでね。

まあ、個人的にね。どこかに電話かける機会ってのがあるにはあるわけで。知り合いとか家族以外にね。
例えば賃貸の管理会社とか、廃品回収の業者とか運送会社とか。まあそんな感じで。

で、そういうときってやっぱり、電話に出た相手の感じによってこっちの受ける印象ってものすごい変わるんですよね。

もうね。あるんですよ。HP見て電話することが多いんですけど、そのHP上のテンションと電話の応対のギャップがね。天と地のような差ってことが。わりとしょっちゅう。
え? めんどくさいの? って聞きたくなるようなね。
うっとーしそうな口調で「……はい」と。
いやいやいや。それはアカンでしょと。

「ぜひお問い合わせください!!」って言われたから電話してんのに、うっとうしがられるこの不可思議な現象。まったく意味がわからない。

いや、だからどうということもないんですけども。

まあこういうことあるとね。自分気をつけようって思うわけですよ。改めてね。
「人の振り見て我が振り直せ」っていうね。先人のお言葉が身にしみるわけですよ。

いや、ちょっとそんなことあったので、書いてみました。

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地デジ化

先日、長年我が家の家電事情の根幹を支え続けてきたテレビデオがその生涯をまっとうし、静かに息絶えた。

と同時に、ずっとシカトし続けていた地デジ化に、ついに踏み切らなければならないという事態に直面したのであった。

いや〜めんどくせえ。
アナログ万歳。
ってかテレビなんて映ればいいし。
そもそもあんまり観てないし。

いっそのことこのままテレビなしの生活もいいかなとも思ったのだが、さすがにそこまで徹底して視聴を拒否しているわけでもない。
というか観ない観ないとは言うものの、週にいくつかは観ている番組があることはあるわけで。それすらも拒否するほど露骨にテレビを嫌っているわけでもないわけで。
まあ要するに使用頻度は格段に低いけど、なきゃないでそれは困るという微妙な代物。それが我が家におけるテレビの位置づけである。

いやホントめんどくせえわ。

まあ逆に言うと、だから今までアナログで問題なかったんですけどね。

というわけで電気屋に行ってみました。

ほんで、まずひと言。

「テレビ高ぇ!!」

15万超えのデカブツがゴロゴロしてやがる。

テレビの価格下落が止まらないとか言ってなかったか?
話が違うぞオイ。聞いてた話と全然違うぞオイ。
なんだこれ。詐欺か? 詐欺なのか?

完全に浦島太郎状態の僕。
そこに近寄ってくる店員が一人。
「どのようなものもをお探しですか?」

僕「ああ、安いヤツ。で、部屋がそんなに広くないからこんなデカくなくていいです」
店員「はい、それでしたらこちらがお安くなっております」
売り場の一角に連れて行かれる。
なるほど、確かにさっき見た50インチ17万とかいうヤツらよりははるかにお手頃なものが並んでいる。30インチ前後で4〜6万。このくらいの大きさなら我が家で使用する分にもちょうどよさそうである。

ただ高ぇ!!

電源を入れる頻度が週に数回。
完全に置物化が決定しているものに4万も5万も出すか俺? いや、出さねえよ俺。 ~not only~ but also~. 昔習った文法が頭をよぎること数秒。

店員「こちらの機種は映像技術が最先端のものでして、スポーツ中継などをご覧いただくとスピード感や臨場感が従来のものとは段違いでして……」
僕「いや、いらないっす」

店員「こちらは録画予約がワンタッチでできまして、高齢者の方でもお使いいただける仕様が大変好評でして……」
僕「いや、いらないっす」

店員「しかも視聴と同時にインターネット検索が楽しめて……」
僕「いや、いらないっす」

店員「こちらのスピーカーをお付けいただきますと、よりワイドな音量が楽しめ……」
僕「いや、いらないっす」

店員「ではこちらの……」
僕「いや、いらないっす」

店員「こちらですとテレビにDVD/ブルーレイプレイヤーをお付けして3万9800円となって、大変お得な商品になっておりまして……」
僕「あ、そうなんですか。ほんじゃ、このプレイヤーいらないから2万前半くらいにならんの?」
店員「いや……、それは……」
僕「ですよねー。総額3万ちょいならなんとかって感じなんだけど」
店員「あ、それでしたらポイント還元ということでしたらいかがでしょうか」
僕「いや、いらないっす。ってか、

テレビいらないっす

店員「え?」

テレビ買うのやめた。
我ながらめんどくさい客だとは思ったが、ほとんど使わないものに4万5万の金を出す気にはどうしてもなれなかったのが正直なところである。

前置きが長くなって疲れたので結論を言おう。

地デジチューナー買った。
んで、パソコンで観ることにした。

いや、地デジチューナー最高!
パソコン最高!

チューナーが4〜5千円。
んでアンテナケーブルと視聴用のアプリケーション購入して、総額1万円以下で地デジ化完了です。

我が家のパソコンモニター、24インチだからね。
そこそこデカい画面でそこそこ快適に観てます。
しかも相変わらず観るのは週に数回。
全然イケてるっす。

あえてもう一度言おう。

地デジチューナー最高!
パソコン最高!

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