シャーク!!

絆回廊 新宿鮫X

2011年6月3日発売。

なん…だと……?!

し、新宿鮫の最新刊がいつのまにか発売していただと?!

こ、この俺としたことが。

日々の忙しさにかまけて、完全に油断していた。

いや、忙しかったというのは言い訳だ。

自分の心が完全にそっち側に向いていなかった。

呼吸をするように読書をする。
数年前まではごく当たり前にできていたことなのに。

いつからだ。
いつからこうなった。

俺の目は、いつの日からこんなにも濁ってしまったのか。

過ぎ行く時は、何か大事なものをこの俺から奪っていってしまった。

遠き日の我が青春よ。
できることならもう一度。

……。

うん。

まあ。

冗談はさておき。

これは久しぶりにテンションの上がるニュースですね。
完全に個人的な話ではあるにせよ。

ここ最近、エンタメ系の小説をとんと読まない生活を続けておる次第ですが。

それでもやっぱり、いくつかは絶対外せない作家・作品があるにはありまして。
その一つがこの「新宿鮫」シリーズだったわけですけども。

第一作目が1990年か。

おや、もうだいぶ古いかと思ってたけど、案外そうでもないんだ。

といっても、もう20年以上経つわけですが。

まあ、シリーズ物ってね。
やっぱりどうしても批判がつきもので。

ワンパターンだとか、新しいものを生み出してないとか。
初期の頃の荒々しさとか毒々しさがないとか。
そもそも飽きたとかね。
あいつはすでに終わってるとか。

いろいろ北斗の拳的な言われ方をすることが多いんですが。

それでもね。
僕にとってのこの定番物の絶対的に「アリ」な点ていうのはね。
まあ、「安心感」ですよね。

間違いなくここに着地するだろうという黄金比、ワンパターンの安心感とか。
そういう意味ではなくて。
それとはちょっと違うんですね。

要するに「必ず及第点を超える」っていう安心感ですね。
こいつに任せておけば、まあ大丈夫だろう、というね。
んで、絶対にその最低限の点数は取ってくれるという。

後はアレです。
いつもの顔ぶれ、いつものやりとりへの安心感。
いわゆる懐かしさですね。同窓会みたいな。
「あ〜、コレコレ。こいつらのこの感じを待ってたんだよね〜」っていう。

これ、なかなか素晴らしい体験だと思うんですけどね。個人的には。

それと、新宿鮫に限って申しますと。
主人公の鮫島さんの個性ですよね。
頑固で自分曲げない性格で、上司に煙たがられてて。
加えて出世街道からは外れてて、みんなから変人扱いされて一匹狼で。
でも、認めてくれる本物の仲間が数人いて、ものすげえ奇麗な恋人がいて。

もうジャンル的には完全にハードボイルドな設定なんですけど。

でも、

あんま強くない

っていうね。

魅力的過ぎるだろと。

そんなヤツが今回はどうなったんだと。
気になるじゃないですか。

そりゃ買いますよ。
新作が出るたびに。

うっすらパワーダウンしてようが。
あまり評判よくなかろうが。

関係あるかい!!

まだ買ってないけど。

読んでないのに書評を書く男ですけど。

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