2012年3月

ぴんぐぽんぐらけっつ

先日、ドイツで行われている卓球世界選手権団体戦の深夜放送を観た。
完全にたまたまだが。

ちょうど女子団体戦が行われていて、その日の相手は地元ドイツ。
日本は完全にアウェーでの戦いを強いられていた。

といっても僕の卓球に関する知識などカス同然でしかないため、この試合がどういう位置づけなのか、そしてドイツという国が強いのか弱いのか、そもそも日本が世界でどの程度強いのかすらわかっていない有様である。
何か、全勝同士の戦いと言っているところを鑑みるに、ドイツも日本もいろいろがんばって、平坦じゃない道のりの末にたどり着いた舞台が今日なのだろう。
両国ともがんばって欲しいが、やはり日本が勝つのが嬉しいしそれにこしたことはない。

しかし、考えてみれば深夜放送とはいえ、卓球が地上波でテレビ中継されるというのは相当な快挙なのではないだろうか。オリンピックならともかく。
これもひとえに福原愛の力が大きいと言って間違いないだろう。
幼い頃から天才卓球少女ともてはやされ注目されてきた彼女。
物心ついた頃から世間の目にさらされ、多くの誘惑もあっただろう。
どうしても自分を見失ってしまう若者が多い中、ブレずに日本のエースと呼ばれるまでに成長した彼女は、スポーツ界においても非常に希有な存在なのではないだろうか。実は。

いや、そんなこともないか。
いや、あるか。

まあそんなことを思いつつ、軽い気持ちでぼーっとテレビを眺めていたわけですが。

えっと。

ごめんなさい。

面白っ!!

いや、卓球面白っ!
こんな面白いんだ卓球って。

ここまでハラハラドキドキするもんかねおい。
駆け引きとかテクとかものすごいっすね。

カットマンとスマッシャーのラリーとか。
バックハンドが十八番の相手に敢えてバックハンドで挑むとか。

男っすね〜。

女子だけど。

つか、二人とも卓球台から離れて打ち合い過ぎでしょ。
んで、球曲がり過ぎでしょ。
ほぼ直角じゃないっすか。

またアレだね。
11点先取の5セットマッチってのがね。
絶妙にのめりこみやすいバランス感覚というか。
計算し尽くされてますね。

おすすめ選手はね。
福原愛の「サー」もいいんですが。

個人的には平野早矢香選手ですね。
日本の第一人者にしてチームの大黒柱、精神的支柱と呼んでさしつかえない方です。

試合中はそれはね。
鬼神のごたる形相で、その立ち姿、オーラは獣そのものです。
食うか食われるかの命がけの決心が、テレビ越しでも伝わってきます。
彼女の振る舞いにたじろぎつつ、いつのまにか虜になりつつ。

結果的に3-0で日本がドイツを敗りましてね。
いや、素晴らしい。
それとね。
多少なりとも卓球の魅力を知ることができたというのは、個人的に大きな収穫ってやつで。

昔、友達と卓球場に遊びに行ったりしましたけど。
そこで常連チックなおばさんに勝負挑まれてボッコボコにやられて以来、あまり卓球にいい思い出がなかったんですけども。
素人相手にものすごいひねり加えた球繰り出してきやがって。
普通に打つとまっすぐ返らないヤツね。しかも普通以外打ち方知らないし。

「威力? はっはっは。ピンポン球に威力とかあるかいボケ」
とか言ってバカにしてたくせにね。

いざやってみたら、

ちょ!! 重っ……!!

完全にトラウマでしたけども。

またやってみようかなって気になったりして。
でもまた挑まれてボコられて、ヘコむんだろか。

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球春到来寸前注意報

3月も残すところ数日。
今年もやってきたプロ野球の季節。
去年の今の時期はちょうど震災直後により、開幕すら危ぶまれる状況であったのだが、今年はどうやら無事に迎えられそうである。

本日オープン戦の最終試合であったわけだが、各球団とも主力級の選手が本来の実力を発揮しつつ、真剣勝負の様相を呈していた。開幕まで残り数日。本番で自らの力を爆発させるべく、最終的な調整に入ることと思われる。

加えて近年、大リーグに挑戦する日本人選手の増加もあって、本場アメリカの情報も以前とは比べ物にならないほど容易に収集できる。スター選手の相次ぐ流出には賛否両論あるだろうが、パワー&スピードに代表されるような、日本のプロ野球にはないメジャーの魅力を堪能できることは、大変素晴らしいことだろうと思う。

今年もイチローは打って走って守って三拍子の活躍を見せ、ダルビッシュは新天地で投げまくり、マー君は球界のエースたる存在感を示し、斎藤佑樹は微妙に活躍し、金本は相変わらず叩かれ、巨人はアンチから辛辣な批判を受けるのだろうか。

何はともあれ野球ファンにとってこの時期は、自然とわき上がるワクワクを抑えきれない楽しい時期である。

僕は正直、野球に関しては素人同然の知識しか持ち合わせていない人間ではあるが、そういった素人を夢中にさせる国民的スポーツである野球をこれからも応援し続けていく所存である。
何よりそういうのが楽しいので。
楽な立ち位置が好きなので。

というわけで、僕の意見に対する責任を目一杯放棄したところでアレだが、個人的に今年注目している選手を一人挙げてみようと思う。

まあ、引っ張るつもりもないので答えを言うと、ロッテのドラフト1位、藤岡貴裕投手(東洋大出身)である。
この人素晴らしいんじゃないでしょうか。
あの左投手が右打者に投げるキレッキレのクロスファイヤーはテンション上がりますね。
スピードガンもさることながら、カミソリのような回転でキャッチャーミットに吸い込まれるストレートはテレビ越しにもそのヤバさが伝わってきます。
また、投球フォームも投げる瞬間左腕が体に巻き付くように出てくるので、打者から球の出所が見づらそうですね。
変化球はスライダーが持ち球のようですけど、これもまたいい変化をしてましたね。
ただちょっと気になるのが、ストレートとの投げ方が微妙に違うことかなと。これ狙われるとかあるんでしょうか。

いや、大丈夫か。僕の気のせいでしょう。

体格も183cm、85kgで下半身もガッシリしているので体力的にも1シーズン乗り切れるのではないかと。

いや、わかんないですけど。

後はアレですね。
ドラフト指名されて嬉し涙流してましたね会見で。
そういった人間性も日本人好みで、そっち側でも人気が出るかも知れないですね。
僕はあんまりその辺りの話には興味がわかないんですけど。

チームで言うとまあ、やっぱり横浜DeNAベイスターズでしょうか。
監督が自ら広告塔の役目を担ってキャラを全面に押し出す戦略ね。ここまでは非常に効果的に働いてるように見えますね。
どうせならその感じを一年間貫いて欲しいです。以外と注目度高いと思うんで。

壮絶に選挙落ちてたけど。

とにかくね。
80年代後半から90年代の阪神の暗黒時代を彷彿とさせるどん底状態をね、少しでも変革させていただきたいものですけども。
さりげなく家から近いから、観に行きやすいんですよね横浜。

球春到来あと数日。
がんばれニッポン。

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若き日のめんどくさい思ひ出

昔、学校の先生に言われたことがある。

「今は大人に言われていることを『やかましい』って思うだろうし、先生のことが大嫌いかも知れないけど、30年後、50年後になればね。『あの時の言葉があったからこそ』っていうふうにね。感謝するようになるんですよ」

そっか〜。
この先生は最低でも後30年間は生徒たちに恨み続けられなきゃいけないんだな〜。結構大変だな〜。
しかも毎年そういう教え子が増えていくんだな〜。これマジしんどいな〜。

突然だが、みなさんのお住まいの近くに「開かずの踏切り」なるものは存在しているだろうか。

ちなみに僕の近所には存在している。
我が家から最寄り駅までに二カ所の踏切りがあるのだが、そのうちの一つがまさに「開かずの踏切り」なのである。
幸いにして僕自身が駅までの道中その踏切りを利用することはないのだが、確実に使わざるを得ない人たちは存在しているわけで、余計なおせっかいと知りつつもその人たちの苦労を思うと、わき出す同情の心を抑えることができない。

正確には「開かずの踏切りと化す時間帯がある」という表現がピッタリの代物である。
他の時間帯はよく知らないのだが、土曜日の18:00〜19:00前後までがいわゆる「魔の時間帯」となっている。

その一時間、基本的に電車が途切れることなく連続して通過していくため、まともに開くことはない。
開いたとしても、5秒後には遮断機が下り始める。
そしてまた絶え間ない列車の通過。

当然踏切りの前には通行人や車、バイクによる長蛇の列が形成され交通の流れを大幅に停滞させる原因となる。
その道自体、車一台がなんとかすれ違える程度の広さしかないため、一度渋滞が起きるだけで一気に修羅場の境地に足を踏み入れてしまうのだ。

そして、どういうわけかその狭い道をバスが通る
しかもわりと頻繁に。
どう考えても通っちゃいけない道なのだが、まったく遠慮というものが感じられない。
仲悪いのか? バス会社と鉄道会社。

強風+雨の日などは最悪もいいところである。
吹き荒れる雨の中、約20分にわたり踏切りが開くのを待ち続けたことがあるが、あの時の怒りの矛先を向ける場所があったらぜひとも教えて欲しい。切に願う。
そして結局、あきらめて別の道を迂回したという無駄時間。意地もへったくれもあったもんじゃない。

どうだろう。
この理不尽体験。
そしてこの読む人を置き去りにする愚痴感は。

興味のない人にはまったく共感の得られない怒りを列挙してみたのだが、独りよがり感は出ていただろうか。

その昔、授業の1/3ほどを使って「開かずの踏切り」に対する怒りを発射し続けた教師がいたが、彼はあの教室のしらけ具合に気づいていたのだろうか。

「1時間に2回しか開かないんですよ」
「1時間に2回ってことは、30分に1回ですよ?」
「これは鉄道会社の怠慢だと断言していいことですよ。そう思いませんか?」
「ああ、腹が立ってしょうがない」

1時間に2回が30分に1回ってことくらい誰でもわかるというツッコミを入れる隙もないほど、彼は怒りに任せてまくしたてていたものである。クラスの半数以上が踏切りなどとはかかわりのないルートを自転車で通学しているにもかかわらず。

正直、あなたがどんだけ踏切りに足止め食おうが知ったこっちゃないし、あなたの愚痴を聞くために授業料払ってるわけじゃないという思いがこみ上げてきたものだが、まあそれも今となってはいい思い出である。

そして今まさに。
「開かずの踏切り」の存在に直面したことにより、当時の彼の言葉を理解することができた次第である。
遅ればせながら僕も多少大人になれたということであろうか。

いや、特に感謝してるわけでもないし、そもそも恨んでもいないんですけども。

ま、いいか。

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