Ring Ring ロング
2010年12月31日 16:27 | お仕事ライフ | Tag:仕事
トゥルルルル…
トゥルルルル…
僕「はい、ジェー・ジョンソンです」
相手「あ、もしもし」
僕「はい?」
相手「お電話料金の件について重要なお知らせがあるのですが、お電話の担当者様はいらっしゃいますか?」
いねえし、つながねえし。
僕「失礼ですがお名前をお聞きしてもよろしいでしょうか」
相手「あ、ワタクシ○○ネットワークの田中(仮名)と申します。このたびこの地区の担当となりましたのでご挨拶も兼ねてお話させていただければと思いまして」
知らんし。
こういう不毛な時間、どなたも経験があるのではないでしょうか。
いや、俺はそっち側だけど?ってツッコミはなしの方向でね。
「何かのご案内のお電話でしたらお断りするように言われておりますので、申し訳ないんですけどもおつなぎできないんですよ。ええ、すみませんけども」
まあ、だいたいこうやって大人の対応で切り抜けるわけですけども。
これ、冷静に考えておかしな話でね。
「申し訳ない」
「すみません」
なぜ俺が?
そもそも突然電話かけてきて、名前も名乗らずに開口一番担当者出せとおっしゃる品行方正な方にこちらが下手に出る必要性はいっさいないはずなんですけども。
「るっせい! 貴様のために割く時間なぞ1秒たりともないわい! 二度とかけてくんなボケ!」
ガチャン、ツーツー……。
や、これできたら一番いいんですけどねぇ。というか本来まったく問題ないはずなんですけどねぇ。
会社の名前背負ってる手前、なかなかそういうわけにもいかず。
私ジェー・ジョンソン佐藤、理不尽な世間の荒波でもがき続ける群衆の一人です。ええ。
こんな時、相手にいっさい失礼なく引き下がらせる常套句ってないんでしょうか。ものすげえやつ。しかもハイパー短いやつ。
誰か教えてすごいシト。
ただ僕もホラ、制作担当としてね。
幾多の無茶な要求にもスマートかつクレバーに、時にはウィットに富んだジョークを交えつつ、最適なソリューションを提供してきた実績があるわけじゃないっすか。
絶体絶命の苦境を幾度となく乗り越えてきた身としてはね、こういうピンチってある意味待ってましたと言えなくもないんですよね。
オッケーオッケー。
いっちょう、オーディエンスを沸かせるような的確なキラーパスを突き刺してあげようじゃありませぬか。
「何かのご案内のお電話でしたらお断りするように言われておりますので、申し訳ないんですけどもおつなぎできないんですよ。ええ、すみませんけども」
……。
………。
全っ然浮かばねえ。
うわーい、またジョーカー引いちゃったよー♪
ちくしょう。つくづくだぜ……。
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