フードファイターおれ
2011年7月31日 18:44 | ひとりごと | Tag:日常, 食
中学校時代の教師が言いました。
「教育に対する理想の体現とか、子どもたちの健全な成長を促進するためだとか、そんな立派な大義名分がありますけどね。なんで教師やってるかっていうとですね。まあ、一言で言えば食ってくためですよ」
!!
す、素敵すぎる。
そういう答え大好き。
一般的に、人間の三大欲求には「食欲・睡眠欲・性欲」があるといわれる。
当然僕がそれを否定する理由はどこにもない。だが、その中で最も強いと感じる欲求はどれだと聞かれたら、僕はやはり「食欲」と答えるのではないだろうか。
まあ、どれもなくてはならないものであることは間違いないし、よくよく突き詰めていけば必ずしもそうとは言い切れなくなる可能性だってあるわけだが、そのあたりは深く追求するのはやめておこうと思う。
とりあえずパッと頭に浮かんだのが「食欲」だったわけで。
理由?
食わないと死ぬから。
「食」
人間の三大欲求の一つにも数えられるほどポピュラーであり、題材としても取り上げやすい部類に入ることもあり、世の中には「食」に関しての情報が氾濫している。
大量の口コミ情報で成り立つ情報サイト「ぐるなび」に始まり、古くは「料理の鉄人」、有名料理人を多く起用したグルメ番組、有名店の食べ歩き番組など、その情報源は枚挙にいとまがない。
有名ラーメン店にしぼった特集雑誌や、店の格付け自体が世界的権威である「ミシュラン」など、ある分野に特化した情報も、我々の求めるものと合致しその生活を豊かにする一助をになっているといえるだろう。
また早食い・大食いを生業とする「フードファイター」や、近年では、健全な食生活を実践する人間を育てるための「食育」なる教育方針も台頭している。
文字通り「食うために」「食」を生活の糧に日々を送る人たち、そしてその情報をうまくキャッチして利用し、時には流され振り回されながら生きている我々。
「食」とはまさしく我々の生活そのものといえるのではないだろうか。
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先日、とある店に友人と出かけた時のことである。
まあ、とある店といってもカラオケなのだが、そのカラオケ店がたまたま大盛況ですぐには入れない状態であった。
だが歩き疲れていたのと、待ち時間が15分程度であることからそのまま待機することに決めた。
ただ前回も申し上げたが、僕は待つことが大っ嫌いな人間だ。行列の最後尾からゴールまでの距離が徐々に短くなる光景をボケーッと見つめているくらいなら、さっさとあきらめて帰る方を選ぶタイプである。
この時もご多分に漏れず、そこで待つのがかるーくめんどくさくなり始めていたところであった。
おや。
ふと見ると、「うまい棒」が備え付けで置いてあることに気づいた。
ほう。
この配慮は。
ん。
悪くない。
いやいやいやいや。
あっぶね!
思わずもってかれそうになったけど。
なわけねーじゃん。
待ち時間を持て余してる人間の心をうまい棒ごときで鷲掴みって。
しかも10円て。
まったく子ども騙しもいいところである。
ただまあ、
何もすることがないので。
店長の思惑にはまるのは若干シャクだが。
一口食べてみたわけですが。
美味っ!!
!!!!!!
ちょ、
なにコレ。
激ウマなんですが!
10円のクオリティじゃねえぞ間違いなく。
うまい棒ってこんなにイカしてたっけか。
特に「コーンポタージュ味」と「チーズ味」。
美味過ぎるっつうか。
「コーンポタージュ味」って何? という疑問も若干残りつつ。
くっそ。
最高に悔しいが、最高に美味い。
この待ち時間、
一切苦にならん
最高に悔しいが。
後日、うまい棒の各種味を片手にスーパーのレジに並ぶ僕の姿があった。
千円台、二千円台の会計が続く中、10円玉4枚で会計を済ますその姿は、ひときわ異彩を放つものだったに違いない。
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