2012年6月

夢見る乙女のCross road

映画「ドリームガールズ」を観た。

2006年に公開されたミュージカル映画で、原作は同名のブロードウェイミュージカル「ドリームガールズ」。
ディーナ、ローレル、エフィの三人からなる「ドリーメッツ」の成長と成功、紆余曲折を描いたストーリー。
モデルとなっているのはダイアナ・ロス、メアリー・ウィルソン、フローレンス・バラードによる黒人の伝説的グループ「スプリームス」。
ジェイミー・フォックスやビヨンセ、エディ・マーフィら豪華な面々が出演するミュージカル映画として話題になった作品である。

まあアレです。
ストーリーとしてはね。
白人社会の中で黒人がのし上がるためになりふり構わずに突っ走るという。
で、成功を収めていく中で、メンバー同士の嫉妬や憎悪が表面化して関係が壊れていくみたいな。
ホント、題材としては間違いないヤツですね。

正直に申し上げるとですね。
ああ、このパターンね。と。

偽りない感想ですけども。

ですけども!!

歌がすげえ。

いや、ベタですけども。

でもすごいっす。
半端ないっす。

ミュージカル映画ってね。
どうもあの、唐突に音楽が流れ出して歌い出すっていうお決まりの流れがね。
いまいち受け入れられないんですけど。
その最たるものが「ウエスト・サイド物語」だったりして。

名作と言われてますけども。

……う〜〜ん。

なんです。

ただこの「ドリームガールズ」ね。

そういうの全然OKです。
すげえから。

全部目をつぶりましょ。
歌聴きましょ。

恐れ入りましたと。

特筆すべきはやっぱりエフィ・ホワイト役の「ジェニファー・ハドソン」ね。
ビヨンセを食ったと言われておりますが。

はい。
食ってます。
完全に。

迫力が桁外れです。

アディオス、ビヨンセ。
あなたはかわいいだけの人でした。

何もできないあなたもけなげでかわいいよ。と。

そう考えていた時期が僕にもありました。

ラストに出てきます。
とんでもないヤツ登場します。

曲名は「Listen」。

すべてが。

そう、すべての帳尻がここで合います。

演出。
歌詞。
タイミング。
そして表情。

完璧です。

すみませんでした。
今まであなたを完全に誤解していました。

恐れ入りましたと。
最高ですと。

そう言わせてください。

熱く歌い上げます。
聴いてください。
ビヨンセで「Listen」

いやいやいや。
んなバカな。

やればできる子でしたビヨンセ。
というか、マジでやばかったです。

ジェニファー・ハドソンとビヨンセ。
大逆転とはいきませんが、どっこいどっこいのイーブンです。

いや、個人的な感想ね。

ジェニファー・ハドソンに話を戻すとですね。

ホンモノのミュージカルファンにとってはまだまだ甘いんだそうです。

ジェニファー・ハドソン、確かにうまいんだけども。
まだ、腹の底から声を出してないと。
いまいち喉だけで歌ってると。
だからミュージカル版でエフィ役やってる「ジェニファー・ホリディ」の歌を聴いてみなさいと。
これを観てからモノ言えと。

そういう意見がちらほら見られたんでね。
聴いてみましたよジェニファー・ホリディ。

人智を超えていた。

もうね。
開いた口が塞がらないというか。
普通にモノマネの人かと思ったもん。

そんなわけねえだろと。

もはやすごいを通り越して、僕の語彙では表現しきれないっす。

なんだろ。
一人なのに、大勢で歌ってるみたいな。
いや、うまく言えないのがホントに悔しいっす。

まったく。
恐れ入ったぜミュージック。

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価格競争きっつ〜

最近、ガソリンスタンドの廃業が相次いでいるらしい。
事実、「あれ? ここにガソリンスタンドなかったっけ?」と唖然とすることがしばしばある。
ただの更地になってるじゃないっすか! と。

ここ数年の原油価格の高騰や暫定税率停止に伴う価格の乱高下により、生き残り競争が厳しさを増し、多くのスタンドが淘汰される結果になったことは明白である。

まあ、これはあくまで素人考えなので何とも言えないのだが、ガソリンスタンドはサービス業の中でも競合他社との差別化を図りにくい職種の一つなのではないだろうか。
正直な話、価格以外に何か特色を出す要素があるのだろうか。

いや。
わかる人にはわかるよさというものがあるのかも知れない。
その人にとっては、「ここでなくてはダメだ」と言える何かが。

だが、その「よさ」を理解できる人はいったいどれくらいいるのだろうか。
それよりも「会員価格000円/ℓ」の表記に目がいく人の方がはるかに多数派なのではないだろうか。

少なくとも僕は価格しか見ていない。

そもそも原付しか所持していないため、その場その場で目についた最も安いガソリンスタンドに入っている。
文字通り価格ですべてを判断している。
ちなみに僕の知り合いも同じようなことを言っていた。

「安いもの勝ち」

商売において、これは非常に厳しいものがある。気がする。
価格を下げるには結局、行きつくところは自分の身を削るしかなくなってくるわけで。
それをやり続けるとやっぱりどこかに無理がきて、そのうちぶっ倒れることは目に見えている。
皆がみんな我が身を削る体力勝負を始めてしまうと、結果として業界全体の衰退につながってしまうのだ。

まあ、いっぺんぶっ壊すべきだと思うような生温い体質の業界が多いのも事実だが。

とはいえ、やはり消費者にとって低価格というのは何ものにも代え難い魅力を持っていて、それを覆すのはよういではないことは確かである。
だが、それすらをも超える付加価値を見出すことこそが、この過酷な現代社会を生き抜く術なのかも知れない。
今日、原付で走りながらそんなことを改めて思った次第である。

何かとっておきのアイディアを持っているわけでは決してないのだが。

とりあえず「セルフ」のガソリンスタンド、機械の使い方同じにして欲しいですけども。
使い方わっかんね。

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「パイオニアは死なず」とか言ってみて

ダルビッシュがメジャーリーグで順調に白星を重ねている。
6/17時点で8勝(4敗)。コントロールに多少難があるものの、引き出しの多さと適応力の高さで堂々たるピッチングを魅せている。次の登板日をあらかじめ調べて指折り数える楽しみをくれる投手は本当に久しぶりである。

そんな中、何年かぶりにスポーツ雑誌「Number」を買った。
6/7発行の第804号、ちなみにコレである。
特集『最強投手進化論』
野茂英雄や桑田真澄、ノーラン・ライアンなどの面々が、ダルビッシュの動向と照らして投手理論を饒舌に語るという記事をメインに、全編にわたって投手をクローズアップした記事が続くという。
文字通り野球ファン必読の一冊である。

で、ホント何年ぶりかに買ってみたわけですけども。
ダルビッシュの記事が読みたいなっていうことでね。

んで、読んでみた感想は、

笑っちゃうくらい野茂がかっこいい

もう何というか、あまりにそのまんま過ぎてね。
存在感がケタ違いです。

「自分の思ってるボールが行けば、打たれへんちゃうの? 打たれへんかったらいいんちゃうの?」
「真っ直ぐで打ち取れるならこんな楽なものはない。余計な細工をしないで済むから」
「いかに自分が投げやすいボールで抑えていくか。それが一番シンプルで楽」
「初球から振ってもらって全然かまいませんでした」

いやもう、最高です。
ダルビッシュ吹っ飛びました。

「いくつ四球出したって、ヒット打たれたって、結果的に0点ならまったく問題ない」という彼の言葉をいろいろな媒体で見聞きしてきましたけど、その言葉のまんまですね。

2009年当時。
引退間近の清原が、代打で空振り三振にとられた打席を振り返りこう言った。
「12球団のクローザーの中で、5点差ありながら、今のオレに勝負球に変化球を投げてくるのは彼ぐらいじゃないか?」
「あと数打席で辞めていく人間に後ろから切りつけるようなもん。こっちはセコイヒットを打とうなんて思ってない。がっかりです」

膝が悪くまともにスイングできない相手に変化球を投げた投手と、それを否定した清原。清原のこの言葉には当然のことながら多くの批判が集中した。
「投手にも給料かかってる」
「お前中心に野球界がまわってるわけじゃない」
「真剣勝負を勘違いしている」

とりあえず、ここでどちらが正しいかの議論をするつもりはない。

だけど、この言葉から見え隠れする野球の本質というか、「俺と勝負しろやボケェ!!」の精神は何となく野茂の言葉に通じるものがあるような気がする。ないような気もする。

豪快にして痛快。無骨で理不尽で不器用。
だけど、何かわかんないけどカッコいい。

そういうわけのわからんものに、いわゆる古きよきというか、懐かしい昭和の空気を感じてちょっとホッコリしてしまった6月のある日のこと。

そんな話。

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