2010年12月

午後のみーさまはーさま

「寒いと思うから寒いんです。気の持ちようでどうとでもなるんです」
小学校時代の先生の言葉でした。

そっか。こんな時のための教えだったんですね。

寒くない、寒くない。全っ然寒くない。
今は夏、夏、夏です。真夏なんです。
あ〜くそ、日差しが眩しいぜ。
おーい、誰かグラサン買ってきてー。
ビーサン気持ちいいねー。
かき氷ー!
ガリガリ君食いたいぞー!

うわーい、海行きた〜い♪
うわーい、日焼けした〜い♪

うわーい、寒〜い♪

こんにちは。ジェー・ジョンソン佐藤です。

寒いですね。
やっぱり季節ごとの相応の対策ってあると思うんですねボカぁ。
「大丈夫」って言ってる人ほど再起不能に酔っぱらってるようにね。余計なところで無理はしないにこしたことはないです。
間違いなく風邪ひきます。

唐突に話は変わりますが、我が社の昼休憩は12:00〜13:00となっておりまして。
んで、まあいつも通り昼飯食べに外出したわけですけども。そん時の話です。

向こうの方にちょっとした人だかりができててですね。といっても見物人が数人いるだけで、どうってことはなかったんですけども。
でまあ「なんだろなー」と思って、自分もちょろっとのぞいてみたんですよ。
そしたらアレですよ。ロケやってるんですね。
路上占いの取材リポートみたいなロケ。

見るとこう、撮影チームの中心にね。たまーにテレビで見る芸人さんがキュー待ち?してて、その対面にずいぶん挑戦的な服装の女の人が座ってるんですけども。多分この人が占い師。

でまあ、
「はい、テストいきまーす!」
とか、
「チェックしまーす」
とか威勢のいい声が飛び交っててですね。

やっべえ。
ゲーノージンだよ。
「P」が「D」に指示出してんよ。
ギョーカイじゃねえか。
リアルでギョーカイだよ。
ザギン的な?
だっは〜、俺もアルファベット一文字で呼ばれてみてえ。

いや、もうテンションばか上がりですよ。
ミーハー心のボリュームmaxってやつで。

でもホラ、やっぱアレじゃないですか。
僕もスタイリッシュがウリの先進的クリエイターじゃないっスか。
一度も言われたことないし、さっぱり意味わからんけど。
だからこう、無関心装ってスカして颯爽と歩き去ったわけですけども。

いやウソです。
ギョーカイの人とか、正直大して興味ないっす。
こんな寒空の下で皆さん大変だなあと。単純にそう思っただけですね。
雑用っぽくやたら走り回ってる人いたしね。

がんばってくださいなと。僕は飯食いに行きますけど。

問題?
ないない。まったくないですよ。
あえて言うなら? そうですねえ。
あの占い師さんがここで商売してる姿をいまだかつて一度も見たことがないぐらいですかねえ。

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長谷川穂積~かく語りき~

最近、朝布団から出るまでの時間が徐々に長くなっております。
その分、朝飯のスピードをアップして調整しております。
プロです。
いや、ダメ人間です。

こんにちは。ジェー・ジョンソン佐藤です。

2010年11月26日。元WBC世界バンタム級王者の長谷川穂積が、ファン・カルロス・ブルゴスとのWBC世界フェザー級タイトルマッチを制し、見事2階級制覇を達成した。なお階級を1つ飛ばしての2階級制覇は、日本人初の快挙である。

いや、この試合ね。
ちょうど観られなかったんですよ。仕事が忙しくて。
おや、「忙しい」とか、デキる人っぽいことを言ってしまいましたけど、まったくそんなこたぁなくてですね。単純に鈍くさかっただけって噂もあったりなかったり。

でまあ、この週末を利用してね、映像を入手してようやく観てみたんですけども。

そもそもの話、もともと僕自身この試合自体にそこまで思い入れがなくってですね。
いや、長谷川本人がどうこうってわけじゃなく、なんかアレじゃないですか。
「オカンに捧げるなんたら」とか、「オカンの魂が乗り移ったからどうだ」とか、メディアの演出がちょっと過多で食傷気味だったんですね。
でまあ、元来天邪鬼な僕としてはですね。
「ったくよ、人の生き死にを宣伝に利用すんじゃないっての」
みたいな感じで、素直に感情移入できんかったわけですよ。
手法としては使い古された方法だし、自分でもよくない性格だなあとはわかってるんですけどね。
「俺は純粋にボクシングが観たいんだよね~」って。

でもあまりに世間の評判がよかったんでね。めんどっちいけど、いっちょ観てみっか~と。
自分の前に大層高いハードルを設けつつ、画面の前に座った次第ですよ。

号泣だった。

あれ~、おっかしいなあ。画面が涙でよく見えないや……。

すげーよ!
なんなんだよ長谷川さん!
いや、長谷川師匠!
ふざっけんなよ。超かっけえじゃねえか!

熱かった。ホントに熱かった。
そう、熱。熱ですよ。
画面ごしにも伝わってくる熱さに完全に虜になっちまいましてね。
「熱」とかね。抽象的ではっきりしないけど、間違いなくそこに存在してるものってやつ?
もう釘付けですよ。

開始早々、両者のスピードの最高出力値には絶対的な差があった。
両者が同時にパンチを繰り出す。長谷川の拳がワンテンポ早くブルゴスの鼻先をとらえる。
一回り大きな体格を活かして長谷川にプレッシャーをかけようと前に出るブルゴス。難なくコーナーから脱出する長谷川。
ブルゴスが長谷川のスピードについていけていないのは誰の目にも明らかであった。

長谷川のスピードに翻弄され、残像を殴り続けるブルゴス。
安全な距離を保ちつつ、素早い出入りから切れのあるカウンターで出足を止める長谷川。
遠めから、近めから切り刻まれ、徐々に手が出なくなるブルゴス。
決して無理をせずに同じ作業を繰り返していく長谷川。

そして大差判定勝ち。
そうなるはずだった……。
そして、その方法を選んだ長谷川を誰も攻めることはしなかっただろう。

長谷川は打ち合った。
自分の得意技、己の土俵で勝負するセオリーを無視し、賢者となることを拒否した。
相手の土俵に自ら進んで上がり、大馬鹿野郎になったみせた。
相手の圧力を真っ向から受け止め、劣る体格差を気迫で跳ね返してみせた。
そう、まるでセコンドの指示を無視して坂本との打ち合いを選んだ畑山のように。
足を止めての拳の交錯を制し、相手を下がらせるそのたびに、発せられる熱が僕の心臓を握りつぶした。

長谷川は周囲の「プロ」たちの予想を、見事に「机上の空論」と嘲笑って見せたのである。

もともとテクニックは一流のボクサーであった。そこに上塗りされた今回のファイト。魅せられたファンは多いであろう。類まれなるテクニックに加わったカリスマ性。無敵だ。無敵すぎる。

よそう。
僕のような素人がいくら言葉を重ねたところで陳腐にしかならない。

いや、ごめん。でも言わせて。
一言だけ言わせて。

西岡さん、滑舌いいっすね。

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氷橋掛かるころに

皮膚を突き刺す北風が。
踏みしめるアスファルトの冷たさが。

見上げると、
魚眼レンズの高層ビル。

大都会・東京、無機質なコンクリートジャングルの
硬質な手触りと相まって。

過ぎ行く季節とともに
深い部分を通り過ぎてゆく。

12月。
一年で一番華やかで、
町は鮮やかに彩られ、
人々の心は踊り、浮かれ、
凍てつく寒さを熱気で吹き飛ばし、

膨れ上がった風船を
最後に針で一刺し。

兵(つわもの)どもが夢の跡

熱病に浮かされた残り香が、
残滓となって絡みつく。







12月。
言い表せないどこか複雑で、独特の空気を持った季節。
終わりと始まりの、
重くて気ままな師走。

そんなことは至極どうでもいい

季節違うし。
芭蕉さんも夏草やって言っちゃってるし。

年末でございます。
11月の次の12月でございます。

というわけで、こんにちは。ジェー・ジョンソン佐藤です。

前置きなっが!
というか、前置きで疲れました。

世間もわさわさしてきておりまして、みなさん公私共に忙しく過ごされていることかと。
わが社もご他聞にもれず、あいさつ回りやら、年末の追い込みやらでそれなりに多忙な日々を送っておる次第です。
翻訳案件もDTP作業も、要求の厳しいクライアント様が多くてね。
四苦八苦しつつ、一つずつ確実にこなしていくしかないっすね。ええ。

まあ、余裕ですけど?

でもやっぱり、この時期マジに大変なのは翻訳者だったり、フリーランスで仕事されてるSOHOの人だったりするわけで。
だけど、ここが書き入れ時なのは間違いないわけで。
平然と任務を遂行する姿にただただ感心させられるって話です。

不安定な基盤と引き換えに得た、時間に拘束されない生活と、
規則的な毎日に加わったほんの少しの安心感。
どちらがどうとは言えないですけども、

とりあえずみんなDon’t cryで。

意味不明な結びですみませんです。

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