長いものには巻かれとけ

1960年代日本。
巷はフォークソングを歌う若者で溢れかえっていた。

「体制を破壊しろ」
「大人を信じるな」
「その先にあるものを掴め」

アメリカ寄りの体制、政治闘争。若者たちの不満は頂点に達していた。
社会というどうしようもなく巨大なものに反発するエネルギーをプロテストソングに乗せ、若者は歌った。叫んだ。
予告もなく誰ともなく集結し、反戦を掲げ歌った。叫んだ。

「体制を破壊しろ」
「大人を信じるな」
「その先にあるものを掴め」

若者が本気で何かを変えようとしていた時代。
うねる時代の中で、両手で持て余すほどのエネルギーが溢れていた時代。
音楽に乗せて言霊を吐き出していた時代。
フォークソングの時代。

か、どうかは知りませんが。

まあ、個人的にこの学生運動の類があまり好きではないのですが、それはそれとして、とにかくパワフルな時代だったのでしょう。いい悪いは別にして、2012年現在よりも日本に活気があったことは間違いなさそうでございます。

で、何が言いたいのかと申しますと。

吉田拓郎ええなぁと。

フォークソング=政治色の強い反体制ソングの様相が強かった当時、拓郎の曲はそういったファンからは批判されまくったそうで。自分の生き方とか、恋愛とか、そんなこと歌にして商業主義に走ってんじゃねえぞ。みたいなね。

うん。まあ、それはそうかも知れないんですけど。
そのあたりの善し悪しを論じる気もさらさらないんですけど。

ただ、むちゃくちゃええっす。
それだけは確かっす。

爽やかで単純で快活なメロディーと、拓郎さんのだみ声が絶妙にマッチしておりまして。
心地いいことこの上ない。
きっと、この人は自分の特徴というか長所をよくわかってる方なんだろうなあと。思います。
いや、わからないですけど。

みんながorganizationをdestroyしてる真っ最中にね。
よりにもよって「結婚しようよ」って。
マリッジこの上ない。

みんなが「大人を信じるな」って合唱してる真っ最中にね。
「君の膝枕にうっとり」って。
絶対うっとりしちゃダメな状況だと思いますけども。

くそ。
最高だ。

でもベストアルバム多過ぎだ。
どれから手をつけりゃいいんだ。

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