2011年11月

はっぴばーっでぃちゅーゆ

我が国日本では、一般的に誕生日がその人個人の記念日として捉えられることが多い。
事実、高齢者が誕生日に自治体からのお祝いを受けることがあったり、有名芸能人が各界の著名人を多数招いて大掛かりなパーティーを催すことも珍しくない。最近では「誕生日休暇」なる粋な計らいをする会社があるなど、こと誕生日というのは個々人にとって非常に大きな意味を持つ日であることは、疑いようのない事実といえるだろう。

一年にたった一度、自分が主人公になれる日。
この素晴らしきバースディナイトを噛み締めようじゃありませんか。

とまあ、適当にそれっぽく煽ったところで本題に入ろう。

その昔、当時10歳の純粋無垢な男子が、学級会でこう提案した。

「誕生日会やりませんか?」

ドヤ顔で。

一年に一度、どんなに引っ込み思案な彼でも、どんなに虚弱で休みがちなあの子でも、平等にスポットライトの真ん中に立てる日。
先生も児童も分け隔てなく、思いっきり楽しめる日。
そんな記念イベントが月に一度。

「今月誕生日を迎えるのは○○君、○○君、○○さん、○○さんの4人です! おめでとうございま〜す!」

そんな素敵な催しを設定しませんか?

最高だ。

最高すぎる。

満場一致での可決。
男の子はそう確信していた。

そして多数決。

民主主義国日本。
少数意見を淘汰することが必ずしも正解とは限らないが、こと誕生日会に限って言えば、圧倒的多数での勝利は確定的と言えるだろう。

大船に乗ったつもりで結果を見守ろうではないか。

否決。

ちょっ……!!

なん……だよ!!


まったく意味が分からない。
こんな楽しいイベント、反対する理由が一切見当たらない。

なぜだ。

理由を述べよ。

100文字以内で。

男の子は食い下がった。
どういうわけかはわからんが、この時はやたらと燃えていた。
使命感というか、意地というか。

今一度!
今一度多数決をぉぉ……!

却下。

さすが民主主義国日本。
世界有数の法治国家である。
圧倒的大多数の前で、一人の声などゴミ同然の扱いであった。
男の子は、頭の中にクエスチョンマークを溢れかえさせながらも引き下がらざるを得なかった。

言うまでもないが、この男の子とは僕のことである。

あれから時は経ち、僕もすっかり大人になったが、その時の疑問は今も変わらずくすぶっている。

誕生日会をやらない?
ありえないっての。

まあ、とりあえず。

今誘われたら確実に断るだろうってことは置いといて。

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煽り文句に魅せられて

C・ロナウド談
「メッシと同時期にプレーできることは素晴らしいよ。僕自身競うことは好きだから、どちらが上かは、いずれ分かると思うよ」

んん。
なるほど。

好敵手というのは、自らを成長させてくれるかけがえのない存在である。
彼レベルの選手にとって、同年代であるメッシの存在はことのほか大きなものだろう。

今後もこのサッカー界のスーパースター二人から目が離せない。

知らんけど!!

話は変わるが。

前にも申し上げた通り、僕は花粉症持ちである。
しかもキャリア歴15年以上の大ベテランというおまけつきだ。

ホント、糞のようなおまけなんだけど。

そして11月上旬のこの時期、地味に花粉症のウェーブに呑み込まれている。
かな〜〜り地味な波に。

誰も気づかないかも知れないけど、ちょっとテッシュの消費早いからね今。
ダメだよそういうの、注意してくれないと。

まあ、今の時期の花粉症など、あの地獄の春先に比べれば正直つま先ほどの脅威も感じない。デコピン一発で吹き飛ぶ程度のそよ風に過ぎないものである。

逆にピーク時の苦しさは、ここにも書いたかも知れないが毎年筆舌に尽くし難いものがある。
歩く衝撃だけで鼻水が垂れるという意味不明な現象。文字通り経験した者にしかわかり得ないだろう。

「あれ? 君、去年苦しそうな俺見て大笑いしてなかったか? とうとう来ちゃったの?」

マジな話、「鼻いらないッス」って何回思っただろうか。

だが僕もこの花粉の猛威を、ただ手をこまねいて待っているだけではなかった。数年前、僕はこの花粉症を克服するべく果敢に立ち向かうことを決意したのである。

コードNo.1
作戦名:体質改善で花粉症を克服しよう! season1

はいごめんなさい。season1は今付け足しました。
理由? 何かカッコいいから。

具体的にはまあ、要するにサプリメント服用である。
デトックス効果が半端ねえっていう売り文句のサプリメントだ。

「巷で言われている花粉症対策の間違いに気づきましょう」
「鼻炎薬を飲むとはすなわち、症状に蓋をして押さえつけているだけなんです」
「本当の予防とは、体内に溜まった花粉症の原因を排出することなのです」
「そして弊社の提供する○○こそが!! あなたの願いを実現する唯一のサプリメントなのです!」
「春の息吹を、舞い散る桜並木を、草木の香りを思い切り楽しむことができるのです!」
「たったの1万円で!」
「さあ!!」

その通りだ!

目から鱗が落ちるとはこのことだった。
長年繰り返し続けた過ちを、今正す時なのだ。
僕はついに理想の自分への階段を上り始めることができるのだ。

変わる時、それは今。

C・ロナウドの言葉を借りるなら、
「花粉症と同居できることは素晴らしいよ。僕自身花粉症対策は好きだから、どちらが上かは、いずれ分かると思うよ」

天高く、空はどこまでも青かった。
大きな期待感と小さな達成感。そしてほんの少しの不安を胸に、僕は銀行へ走った。

結論を申し上げよう。

全っ然効かねえ……

いや〜、これはびっくり。
くりびつてんぎょうですよ。

正直に言うと、そこまで期待していたわけではなかった。
15年以上苦しめられた症状が、そうやすやすと克服できるもんかと。
しかもあんな胡散臭いサプリメントごときで。

そう思い、軽い気持ちで試してみたのは事実である。

ただね。

ただ、

少しくらい効いてもよくね?

「効果には個人差があります」
「すべての方に同様の効果が現れるという保証はありません」

この言葉が全部の免罪符なんだろうけども。

でもさ。

ちょっとマシになったとか。
多少楽になった気がするとか。

その程度はね。
あってもいいじゃないっすか。

ゼロだからね。
効果ゼロ。
パーフェクトゼロ

ぷゎーへくとぜろ!

はっはっは。

あ〜あ。

1万円かぁ……。

あきらめのつく値段設定しやがって。

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