え? その強気?
2011年11月27日 16:24 | ひとりごと,気づき | Tag:日常
全国各地でそこそこの規模の地震が続いている。
千葉、茨城、福島、広島、北海道、熊本……。
ちょっと前までは震度5っていったら、全チャンネルが一斉に速報に切り替わるレベルだった気がするが……。
普通にドラマ流れてますよね。
あの時より今の方がピンチなのは間違いないはずなんだけど。
「慣れ」ってのはおっかないものです。
何年か経って過去を振り返ってみた時、この2011年というのがいろいろな意味で大きなターニングポイントになってるかも知れないですね。
その時まで自分が無事ならばの話だけど。
いや失礼。
不謹慎過ぎました。
がんばれニッポン。
最初に断っておこう。
ここから先は、みみっちいミクロレベルの話に移行する。
地球規模のダイナミズム溢れる話から、つま先ほどにも満たない薄っぺらい話題に転換することをお許し願いたい。
まあ、ダメと言われても続けるんですけども。
我が家から徒歩3分のごく近所に、小さなおにぎり屋がある。
自宅の一階を改装した店で、奥を厨房、手前にテーブルを設置して「お持ち帰り」以外に「店内」用のスペースとした、ホントにこじんまりとした造りとなっている。
夫婦二人で切り盛りする姿が、いわゆる情緒溢れるという表現にぴったりの店である。
とある休日の昼下がり。
ふと思い立ち、初めてその店に入ってみることにした。
時刻は12:00少し前。ちょうどお腹もいい感じに空いている時間帯である。
戸を押す。
カランコロン。
「はい、いらっしゃいませ」
物腰の柔らかい男性。恐らくだんな様だろう。
「こちらからお選びくださいませ」
渡された手書きのメニュー。
・梅
・シャケ
・タラコ
・おかか 等々
各000円
単品の下にセットメニュー一覧。
・好きな味のおにぎり三つにおかず一品+みそ汁という構成の「Aセット」。
・おにぎり四つにおかず一品+みそ汁の「Bセット」
など、いくつかの組み合わせによってそれぞれ値段がつけられている。
ふむふむ、なるほど。
「じゃあAセットで。味はシャケと梅と……」
「あ、すみません。みそ汁切らしちゃっててセットができないんですよ」
「え……、あ、そうなんすか…」
間髪入れない切り返しに多少しどろもどろになる。
オッケーオッケー。僕も今さらそんなことで目くじら立てたりはしない。
一社会人として、日々スマートな大人の対応を求められているのだ。
気を取り直してメニューを見る。
「え〜っと、じゃあ単品でシャケとおかかと……」
「あ、ごめんなさい。おかかが切れちゃってて今日はちょっとできないんですよ」
「あ、え? ああ、そ、そうなんですか」
とにかく切り返しの早さについていけない。
休日の昼下がりに未熟な自分を露呈している場合じゃないのだが。
まあいい。
たまたま品薄のメニューを選んでしまったのだろう。
よくある話だ。
なにせ僕は大人である。
「そしたら、シャケと梅とツナをお願いでき……」
「あ、すみません。ちょっとご飯が残り少なくて、おにぎりあと2つしかできないんですよ」
ちと待てや。
ちょいちょいちょいちょい!
おまいさん!
え〜〜〜っと。
コラコラおっさんおっさん。
一応こう見えてワタクシ。
この世に生誕して以来、このおっさんと言葉を交わすのは今日が初めてなわけですが。
この短時間にどれだけツッコミ所満載なんでしょうか。
とりあえずアレですかね。
一つずつ整理していきましょうか。
まず「こちらからお選びください」ってメニュー渡すな。
できないラインナップがふんだんに載ってるじゃねえか。
つか、それなら最初にわかるように明記しておきなさい。
んで、みそ汁切らすな。
万一切れても何かで代用せい。
おにぎりメインなのはわかるが、そんなしょうもない理由でセットメニューを却下すな。
つか、おかか切らすな。
おかかっつったらアレだぞ。
梅やシャケの主役級に次ぐ切り札的存在だぞ。
普段は先発完投型の大エースの影に隠れてるが、他球団行けば間違いなく一番手のレベルだぞ。
まあ、ここまではね。
スレスレのギリギリ許される範囲内かも知れん。
うん。
1億5千万歩譲ってしょうがないとしようや。
ただアレだ。
ごはん切らすな。
しかも12:00前に。
えっと……。
おにぎり屋さんですよね?
ごはんがないのに店開いてるおにぎり屋って何だよ。
んで、その間髪入れないレスポンスやめろや。
切らしてますけどそれが何か?
みたいなテンション。
わざとか。
わざとやってんのか。
その上で、客を試してんのか?
何のために?
わからない。
まったくわからない。
世の中にはまだまだ僕の知らないことがたくさんあることを知った。
そんな休日の一幕だった。
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