ストロング・ジャポンしりーず

ここ最近の何とも言えないおかしな気候はどうだろう。

異常な暑さの続いた去年。
大地震や台風などの災害が続く今年。

マジ大丈夫か地球。
がんばれ人間!

よし! 意味不明!

2011年プロ野球の大詰め、日本シリーズが熱い。
圧倒的な強さでパリーグを制したソフトバンクと、落合監督退任発表後の神懸かり的な粘り強さで混戦セリーグを勝ち抜いた中日の一騎打ち。
ソフトバンクが3勝2敗の大手をかけて迎えた福岡ドームでの一戦。中日が初回に挙げた2点を自慢の投手陣による継投で守りきり2対1で勝利、3勝3敗のタイに持ち込んだ。
まさに日本一を決めるにふさわしい、白熱した展開である。

そして明日、日付け的には今日だが、最終第七戦に勝利したチームの優勝が決まる。
付け加えるならば、どちらが勝ってもクライマックスシリーズ制が導入されて以来、初の完全優勝となるわけだ。

泣いても笑っても今年最後の試合。
両チームとも精一杯がんばっていただきたいものである。
まあ、僕に言われんでもがんばるに決まってると思いますが。

しかし日本シリーズも最高だが、このクライマックスシリーズという制度はかなり素晴らしいと思う。

いや、完全な個人的意見ですよ?
押し付けてるわけじゃないですよ?
ここから先は完全なる私見ですのであしからず。

ペナントレースで3位までに入ったチームが日本シリーズ出場をかけてのプレーオフを行うという制度。アメリカのメジャーリーグからヒントを得たものだが、導入は大成功だったのではないだろうか。

もちろん半年かけて勝ち抜いたペナントレースの優勝が、わずか数試合の結果で帳消しになる、あまりに切ない制度だという反対意見は大いに理解できる。
また「ペナントレース3位だったチームが日本一ってどういうこと?」と、誰しもが考えるだろうことを僕も同じように考えている。

が。

それよりも何よりも、消化試合がほとんどなくなったことの方が遥かに大きいのではないだろうか。

ペナントレースの最初から最後まで、ほぼすべての試合で真剣勝負が観られる。
これはファンにとって非常に嬉しい変化と言えるのではないだろうか。
そしてこれこそが、クライマックスシリーズ制導入が生んだ最も大きな功績ではないだろうか。

その昔、ある一チームのぶっちぎりの独走によって、早々と優勝の興味が薄れたシーズンでは、個人成績のための露骨な駆け引きや細工を目にしたものである。
本塁打王を採らせるために主軸打者を1番で起用したり、ライバル選手を連続敬遠してみたり。首位打者や防御率のタイトルのためにわざと選手を出場させなかったりといった行為が、当たり前のように行われていた。

ルールといってしまえばそれまでだが、多少ファンをないがしろにした行為に見えてしまったのも事実である。
まあ僕の個人的な印象ではあるが。

だが、このクライマックスシリーズ制によってそういった個人重視のプレーや作戦がかなり減少したのではないだろうか。
もちろんないとは言わないが、それでも最後の数試合のみに限定されているような気がする。

やはりプロ野球。
されどプロ野球。

胸を打つような真剣勝負で我々の心をひきつけてほしいものである。

そういえば昔、プロ野球人気の低迷が叫ばれ始めた頃、視聴率低迷に悩んだテレビ局が「臨場感を楽しんでもらう」ことをコンセプトに審判にマイクをつけるという試みをスタートさせたことがあった。

「ストライーク!!」

「ボール!!」

「アウトオォォォ!!」

びっくりするぐらいいらなかった。

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