「パイオニアは死なず」とか言ってみて

ダルビッシュがメジャーリーグで順調に白星を重ねている。
6/17時点で8勝(4敗)。コントロールに多少難があるものの、引き出しの多さと適応力の高さで堂々たるピッチングを魅せている。次の登板日をあらかじめ調べて指折り数える楽しみをくれる投手は本当に久しぶりである。

そんな中、何年かぶりにスポーツ雑誌「Number」を買った。
6/7発行の第804号、ちなみにコレである。
特集『最強投手進化論』
野茂英雄や桑田真澄、ノーラン・ライアンなどの面々が、ダルビッシュの動向と照らして投手理論を饒舌に語るという記事をメインに、全編にわたって投手をクローズアップした記事が続くという。
文字通り野球ファン必読の一冊である。

で、ホント何年ぶりかに買ってみたわけですけども。
ダルビッシュの記事が読みたいなっていうことでね。

んで、読んでみた感想は、

笑っちゃうくらい野茂がかっこいい

もう何というか、あまりにそのまんま過ぎてね。
存在感がケタ違いです。

「自分の思ってるボールが行けば、打たれへんちゃうの? 打たれへんかったらいいんちゃうの?」
「真っ直ぐで打ち取れるならこんな楽なものはない。余計な細工をしないで済むから」
「いかに自分が投げやすいボールで抑えていくか。それが一番シンプルで楽」
「初球から振ってもらって全然かまいませんでした」

いやもう、最高です。
ダルビッシュ吹っ飛びました。

「いくつ四球出したって、ヒット打たれたって、結果的に0点ならまったく問題ない」という彼の言葉をいろいろな媒体で見聞きしてきましたけど、その言葉のまんまですね。

2009年当時。
引退間近の清原が、代打で空振り三振にとられた打席を振り返りこう言った。
「12球団のクローザーの中で、5点差ありながら、今のオレに勝負球に変化球を投げてくるのは彼ぐらいじゃないか?」
「あと数打席で辞めていく人間に後ろから切りつけるようなもん。こっちはセコイヒットを打とうなんて思ってない。がっかりです」

膝が悪くまともにスイングできない相手に変化球を投げた投手と、それを否定した清原。清原のこの言葉には当然のことながら多くの批判が集中した。
「投手にも給料かかってる」
「お前中心に野球界がまわってるわけじゃない」
「真剣勝負を勘違いしている」

とりあえず、ここでどちらが正しいかの議論をするつもりはない。

だけど、この言葉から見え隠れする野球の本質というか、「俺と勝負しろやボケェ!!」の精神は何となく野茂の言葉に通じるものがあるような気がする。ないような気もする。

豪快にして痛快。無骨で理不尽で不器用。
だけど、何かわかんないけどカッコいい。

そういうわけのわからんものに、いわゆる古きよきというか、懐かしい昭和の空気を感じてちょっとホッコリしてしまった6月のある日のこと。

そんな話。

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球春到来寸前注意報

3月も残すところ数日。
今年もやってきたプロ野球の季節。
去年の今の時期はちょうど震災直後により、開幕すら危ぶまれる状況であったのだが、今年はどうやら無事に迎えられそうである。

本日オープン戦の最終試合であったわけだが、各球団とも主力級の選手が本来の実力を発揮しつつ、真剣勝負の様相を呈していた。開幕まで残り数日。本番で自らの力を爆発させるべく、最終的な調整に入ることと思われる。

加えて近年、大リーグに挑戦する日本人選手の増加もあって、本場アメリカの情報も以前とは比べ物にならないほど容易に収集できる。スター選手の相次ぐ流出には賛否両論あるだろうが、パワー&スピードに代表されるような、日本のプロ野球にはないメジャーの魅力を堪能できることは、大変素晴らしいことだろうと思う。

今年もイチローは打って走って守って三拍子の活躍を見せ、ダルビッシュは新天地で投げまくり、マー君は球界のエースたる存在感を示し、斎藤佑樹は微妙に活躍し、金本は相変わらず叩かれ、巨人はアンチから辛辣な批判を受けるのだろうか。

何はともあれ野球ファンにとってこの時期は、自然とわき上がるワクワクを抑えきれない楽しい時期である。

僕は正直、野球に関しては素人同然の知識しか持ち合わせていない人間ではあるが、そういった素人を夢中にさせる国民的スポーツである野球をこれからも応援し続けていく所存である。
何よりそういうのが楽しいので。
楽な立ち位置が好きなので。

というわけで、僕の意見に対する責任を目一杯放棄したところでアレだが、個人的に今年注目している選手を一人挙げてみようと思う。

まあ、引っ張るつもりもないので答えを言うと、ロッテのドラフト1位、藤岡貴裕投手(東洋大出身)である。
この人素晴らしいんじゃないでしょうか。
あの左投手が右打者に投げるキレッキレのクロスファイヤーはテンション上がりますね。
スピードガンもさることながら、カミソリのような回転でキャッチャーミットに吸い込まれるストレートはテレビ越しにもそのヤバさが伝わってきます。
また、投球フォームも投げる瞬間左腕が体に巻き付くように出てくるので、打者から球の出所が見づらそうですね。
変化球はスライダーが持ち球のようですけど、これもまたいい変化をしてましたね。
ただちょっと気になるのが、ストレートとの投げ方が微妙に違うことかなと。これ狙われるとかあるんでしょうか。

いや、大丈夫か。僕の気のせいでしょう。

体格も183cm、85kgで下半身もガッシリしているので体力的にも1シーズン乗り切れるのではないかと。

いや、わかんないですけど。

後はアレですね。
ドラフト指名されて嬉し涙流してましたね会見で。
そういった人間性も日本人好みで、そっち側でも人気が出るかも知れないですね。
僕はあんまりその辺りの話には興味がわかないんですけど。

チームで言うとまあ、やっぱり横浜DeNAベイスターズでしょうか。
監督が自ら広告塔の役目を担ってキャラを全面に押し出す戦略ね。ここまでは非常に効果的に働いてるように見えますね。
どうせならその感じを一年間貫いて欲しいです。以外と注目度高いと思うんで。

壮絶に選挙落ちてたけど。

とにかくね。
80年代後半から90年代の阪神の暗黒時代を彷彿とさせるどん底状態をね、少しでも変革させていただきたいものですけども。
さりげなく家から近いから、観に行きやすいんですよね横浜。

球春到来あと数日。
がんばれニッポン。

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カリフォルニアからの手紙

「ターミネーター5」計画がにわかに進行中らしい。

そして、これが前カリフォルニア州知事・アーノルド・シュワルツェネッガー氏の俳優復帰作候補の一つだという噂もあるようだ。

聞きかじっただけの不確かな情報なのだけど。

……。

何というか。

「あれまあ……」である。

「シュワちゃん、俳優復帰宣言」の報を聞いて「お!」と思う反面、若干「お前もか」的な複雑な心持ちが芽生えたこともまた事実である。

「ターミネーターか〜…」と。

いや、もちろん個人的な意見としてね。

先日の「ロッキー・ザ・ファイナル」では、予想外のサプライズにより撃沈させられた身としては、当然これは無視するわけにはいかないわけですが。

ただシュワちゃんね……。

63歳……。

何役で出るんだろ。
ってか、ターミネーター役しかないような気がするけど。

う〜ん……。

例えばですけど。
僕が科学者だったとしてですね。

しかも狂信的な。
かつ天才的な。

いや、実際はそのどちらでもないんですけど。
そもそも科学者でもないし。
というか中学一年の時点で科学の時間は睡眠タイムと化していたほどの男ですけど。
何か文句あります?

ってキレてる意味がわかりませんけど。
それはいいとして。

とにかく科学者の立場になって考えたときにですね。

ジョン・コナー総統指令から直々に一大プロジェクトのご用命を受けて、
「ターミネーター造るぜ!」ってなった場合にね。

63歳をモデルにするか?

と。

シュワちゃんが還暦オーバーには見えないほど若々しいとかっていう話はナシの方向でね。

どうなのよと。

いや、でも。

観るけどサ。

どうやらシュワちゃん、プライベートでばたばたしてて復帰計画自体がいったんストップになっちゃってるみたいですね。
できれば無事解決して、元気に復帰していただきたいですけど。

そういや「ターミネーター」って、しっくりくる日本語訳がいまいち見つからないですね。

何だろう。
「殺し屋」?
でもないし。

「抹殺者」?
何か違う。

そうだなあ。
何となくしっくりくるのが
掃除屋
かなあ。

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