ひっさしぶりのアレなヤツ

映画「ダイナソーフィールド」を観た。

『ダイナソーフィールド』

まあ、要するに突然変異で生まれた巨大生物に人間が襲われまくるというパニック映画です。
ざっくりと申し上げると、火山学者の主人公が噴火寸前の火山を調査している最中に、突然変異で生まれてしまった巨大生物に遭遇してしまうと。火山噴火の緊迫感と、巨大生物に次々に襲われる人間たちの恐怖の相乗効果による迫力満点の作品。てヤツですね。

で、あの〜。例によって感想なんですけども。

まあヒドかった。

いや〜。
この手のB級映画のヒドさや粗さはね。なかなかのもんだとは聞いていたんですけども。その噂に違わぬ、聞きしに勝る仕上がりでしたね。はい。

基本的にビキニのお姉ちゃんたちのローアングルと、それを判で押したように口説くチャラい男。
「ああ、退屈だわ。いい男いないかしら」
「飲みたいものある? 僕が奢るよ」

逃げろお前らあぁぁぁ!!!

もうね。出てきた瞬間「私たち、今から死にます」感が尋常じゃない。
そして何のオチもなく噛み殺されます。

加えて、CGの粗さがハンパない。
人間が巨大生物に襲われるシーンね。

基本ありえないくらいのアップ。

いや、始めは思ったんですよ。全貌を明らかにしないための演出かなってね。序盤だしね。
でも違いましたね〜。
そっこそこ物語も進んでね。そろそろ全体像見たいんですけどってところまできてるんですけど、未だにアップ。
さすがに気づきますね。
ああ、これはマジのヤツだと。

極めつけはコレ。

巨大生物、そんなにデカくない。

ちょっともう、勘弁してくださいよ。

しかも動きカックカク……。
切ないわ何か。

結局、ものっすごい引きの画とどアップしか出てこないからね。

中間を見せなさい中間を。

ちなみにどこで観たかっていうと、画像配信サイトのGyaO!でね。無料配信してたもんで、まあタダならいいかなと思って観てみたんですけども。
というか、タダで観ておいて文句言ってんじゃねえよって思うかもしれませんけども。

でも言わせていただきたいっす。
声を大にして言わせていただきたいっす。

あの時間を返せと。

トータルするとね。確実にマイナスです。
ええ、間違いなく。無料配信しかるべしってヤツです。

最後にね。
ホント、びっくりしたんですけども。

火山、噴火しねえんすよ。

いやもう、そこはちゃんとやろう。
お願いだからちゃんとやろう。

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メルヘンティーチャー

暑い。
そのうち身体のどこかが発火するんじゃないかと思えてくる。

いや、しないけど。
人体発火コワい!

以前、ジブリ作品の鉄板ぶりについて述べたことがあったが、つい先日放送された「となりのトトロ」も視聴率18%超えと、相変わらずの強さを発揮したらしい。
何年かに一度放送するだけで、必ず高視聴率が稼げるコンテンツというのは、テレビ局にとって非常にありがたいものだろう。またそれにも増して、ひとときのホッコリ感を求めて当時の記憶を旅する多くの人たちにとっても、ジブリ作品はかけがえのないものだといえるのではないだろうか。

「古き良き」
まったく素敵な言葉である。

ちなみにではあるが、小学校時代の音楽教師。当時、恐らく40前後の女性だったと思うのだが、この人が非常にめんどくさいことに、大のジブリ好きであった。
いや、ジブリが好きだろうと嫌いだろうと、それは個人の趣味趣向の問題なので外野がとやかく言うことではない。まして「面倒だ」などというのは著しくお門違いというものだ。

では、何が面倒だったかというと、彼女はあまりにジブリが好き過ぎて、ジブリを授業に持ち込んでしまうのである。
それこそ課題曲というか、成績を決定するような重要な場で歌う曲が「となりのトトロ」だったりするのである。

加えて指導が無駄にアツいというのが、見事にめんどくささを増幅してくれる。
「そこでもっと抑揚つけないと。そんなんじゃ届かないよ
「一番盛り上がるところだよココ。物語の山場だから
「がんばろうよみんな」

意味不明にメルヘンなセリフがそこかしこにちりばめられ、小学生ながら「子ども騙し感に」苛まれた次第である。

最終的にテンションが上がり倒し、感極まった彼女が発する言葉がこれである。

「ここで思いっきり感情込めて『トトロ』を呼ぼうよ。皆で心を一つにしたらトトロが来るかも知れないよ

来るか〜!!

……小学生なめんなよ。

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夢見る乙女のCross road

映画「ドリームガールズ」を観た。

2006年に公開されたミュージカル映画で、原作は同名のブロードウェイミュージカル「ドリームガールズ」。
ディーナ、ローレル、エフィの三人からなる「ドリーメッツ」の成長と成功、紆余曲折を描いたストーリー。
モデルとなっているのはダイアナ・ロス、メアリー・ウィルソン、フローレンス・バラードによる黒人の伝説的グループ「スプリームス」。
ジェイミー・フォックスやビヨンセ、エディ・マーフィら豪華な面々が出演するミュージカル映画として話題になった作品である。

まあアレです。
ストーリーとしてはね。
白人社会の中で黒人がのし上がるためになりふり構わずに突っ走るという。
で、成功を収めていく中で、メンバー同士の嫉妬や憎悪が表面化して関係が壊れていくみたいな。
ホント、題材としては間違いないヤツですね。

正直に申し上げるとですね。
ああ、このパターンね。と。

偽りない感想ですけども。

ですけども!!

歌がすげえ。

いや、ベタですけども。

でもすごいっす。
半端ないっす。

ミュージカル映画ってね。
どうもあの、唐突に音楽が流れ出して歌い出すっていうお決まりの流れがね。
いまいち受け入れられないんですけど。
その最たるものが「ウエスト・サイド物語」だったりして。

名作と言われてますけども。

……う〜〜ん。

なんです。

ただこの「ドリームガールズ」ね。

そういうの全然OKです。
すげえから。

全部目をつぶりましょ。
歌聴きましょ。

恐れ入りましたと。

特筆すべきはやっぱりエフィ・ホワイト役の「ジェニファー・ハドソン」ね。
ビヨンセを食ったと言われておりますが。

はい。
食ってます。
完全に。

迫力が桁外れです。

アディオス、ビヨンセ。
あなたはかわいいだけの人でした。

何もできないあなたもけなげでかわいいよ。と。

そう考えていた時期が僕にもありました。

ラストに出てきます。
とんでもないヤツ登場します。

曲名は「Listen」。

すべてが。

そう、すべての帳尻がここで合います。

演出。
歌詞。
タイミング。
そして表情。

完璧です。

すみませんでした。
今まであなたを完全に誤解していました。

恐れ入りましたと。
最高ですと。

そう言わせてください。

熱く歌い上げます。
聴いてください。
ビヨンセで「Listen」

いやいやいや。
んなバカな。

やればできる子でしたビヨンセ。
というか、マジでやばかったです。

ジェニファー・ハドソンとビヨンセ。
大逆転とはいきませんが、どっこいどっこいのイーブンです。

いや、個人的な感想ね。

ジェニファー・ハドソンに話を戻すとですね。

ホンモノのミュージカルファンにとってはまだまだ甘いんだそうです。

ジェニファー・ハドソン、確かにうまいんだけども。
まだ、腹の底から声を出してないと。
いまいち喉だけで歌ってると。
だからミュージカル版でエフィ役やってる「ジェニファー・ホリディ」の歌を聴いてみなさいと。
これを観てからモノ言えと。

そういう意見がちらほら見られたんでね。
聴いてみましたよジェニファー・ホリディ。

人智を超えていた。

もうね。
開いた口が塞がらないというか。
普通にモノマネの人かと思ったもん。

そんなわけねえだろと。

もはやすごいを通り越して、僕の語彙では表現しきれないっす。

なんだろ。
一人なのに、大勢で歌ってるみたいな。
いや、うまく言えないのがホントに悔しいっす。

まったく。
恐れ入ったぜミュージック。

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