オクジョー
2014年1月11日 23:16 | お仕事ライフ,ひとりごと |
突然だが、我が社は新宿のとあるビルの一室にある。5階建てプラス屋上というビルなのだが、そこの一室をテナントとして借りているのだ。
んで、これまた突然なのだが、ビルの屋上がいわゆる「喫煙所」となっている。
ただこのビル、もともと屋上に喫煙所が設置されていたわけではない。少なくとも僕が入社した頃はまだそんなものはなく、一階の入り口付近に申し訳程度の灰皿が置かれており、喫煙者たちはこぞってそこで煙をくゆらせていた次第である。
いつの頃だろうか。そのビルの屋上が「喫煙所」という名に変わったのは。
思えば世間一般の禁煙ムードによるところが大きいのではないだろうか。
世の中に「煙草=悪」の空気が流れ始め、新宿区で路上喫煙が禁止され、煙草代金が大幅に値上げされ、その空気に押されるように我が社でも一階に灰皿を置いておくことをやめたのではないかと記憶している。
当時喫煙者だった僕は、コロコロと変わる灰皿設置場所に辟易としていたものだが、恐らくそれは他の喫煙者たちも同様だったのだろう。僕自身、世の中に対する呪詛を煙とともに吐きまくっていた記憶がある。
煙草をやめた今となっては正直どちらでもいいのだが、この一連の流れが逆流することはもはやないのだろう。あまり締め付けすぎるのもかえって逆効果だと思うのだが。
で、先日の話である。
屋上の喫煙所に初めて行ってきた。
僕は我が社のビルの屋上に今まで一度も足を踏み入れたことがなかった。
なぜという理由もないのだが、灰皿の設置場所が屋上に変わったときにはすでに煙草をやめていたため、これまで特に行く機会もなかっただけの話である。
それがふっと思い立って、何となく、ホントに何となくだが屋上に行ってみた。
OH!! 解放感!!
ちょっと高いところから都会を見下ろす気分。
うん、悪くない。
クッソ寒いけど。
こういう開放的な場所での一服。
さぞかし気持ちいいのだろう。
一息ついてリラックスするには絶好のロケーションである。
まあ、吸わないんだけど。
僕は思い切り伸びをして大きく息を吸い込み、そして吐き出した。
自分の身体に沈殿した都会の残滓を排出するように。
そして今日。
何となく鼻毛が伸びた気がする。
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