Dead or Kindergarten
2013年1月20日 15:43 | ひとりごと | Tag:非日常
寒い。
1月20日前後は大寒と呼ばれ、暦上一年で一番寒いとされる時期である。
個人的には寒さのマックスは2月だと思っているのだが、とはいえ1月も十分寒い。凍えるほどに。
容赦なく身体を突き刺す寒波に、僕の軟弱な肌は悲鳴をあげ続けている。
それでも朝は来て、また夜になる。残酷な時間の流れに逆らえず今日もまた世間の荒波に立ち向かうのである。
いや、よくわからないですけども。
話は変わるが、世の中には「保育園」という施設が存在する。
子どものいる共働きの夫婦が、自らが不在にする昼間の時間帯だけ我が子を預ける施設だ。
そこには保育士と呼ばれる子育てのプロフェッショナルが勢揃いし、どの子にも分け隔てない愛情を注ぎ込んでくれる。しかも小学校に入学するまでの間それが継続するという夢のような施設である。
まあ、僕は今のところ子どももいないし結婚もしていないのであまり関係がないのだが。
ちなみにこの保育園というやつ。
聞いた話によるとどうやら定員というものがあって、子どもを入園させるにあたって親たちにはちょっとしたミッションが立ちはだかるというのである。
そのミッションとは、基本的には親子での面接であることが多くその日に備えて面接対策に追われる親が後を絶たないという話だ。
が、中には「先着順」という保育園も存在するらしい。先着順とはもう読んで字のごとく、完全なる早い者勝ちである。100m走でいうところの、一番早くゴールを駆け抜けた人が金メダル。つまり最も早く受け付けを済ませた人が我が子を入園させる権利が得られるという単純明快なルールである。
なるほど。わかりやすくていい。
で、まあ当然早い者勝ちということはアレです。
皆さん早めに並んで順番取りをするわけですね。
例えばね。
朝の10時受け付け開始だとしたら、前の日の20時くらいから並び始めるらしいです。
正気ですか?
死ぬよ? マジで。
大寒っすよ?
この季節に一晩中吹きさらしの寒空に一晩って。
このインターネット全盛の時代に何てローテクな……。
工夫すれば何とでもなりそうな気がするのは僕だけでしょうか?
母親は子どもの世話で家を空けられないため、基本的に並ぶのはお父さんの役目らしい。
僕が家でヌクヌクしている間、都会の片隅ではそんなサバイバルが繰り広げられていたなど、まったく知る由もなかったわけですが。
子どものために命をかけるお父さん。
ともに闘う母親。
その美しき夫婦愛。そして親子愛。
涙なしで語ることが、できようはずがない。
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