ギリシャの巨神族

映画「タイタンズを忘れない」を観た。

2001年に公開されたデンゼル・ワシントン主演の実話をもとにしたアメリカ映画である。

1971年、アメリカでは公民権運動により人種差別撤廃を推進する社会の動きが巻き起こっていた。
だが人々の心に白人至上主義は依然根強く残っており、特に物語の舞台となるヴァージニア州アレキサンドリアのような田舎町では、そうした社会の動きに順応できずにいた。
そんな中、教育委員会は世論の動きと法の施行により、地域住民の反対を押切って黒人の高校と白人の高校を統合してしまった。
ここに全米初の黒人白人の混合のアメフトチーム「タイタンズ」が誕生したのである。

まあ、その後はだいたいご想像通りの展開に進んでいくわけですけども。

面倒なのであらすじを全部書くことはしませんが。
内容を詳しく知りたい方は「タイタンズを忘れない 映画」で検索していただければすぐに見つかるかと。

ええ。
だいたい想像通りの展開ですよ。
だってディズニーですから。

いがみ合っていた白人、黒人のチームメートがだんだん理解し合って一つになっていって。
でも、世間の目とか理解を示さない家族や恋人、とかね。数々の障害にぶつかって挫けそうになるんだけど、でも「仲間」って言葉で突き破っていくっていうね。
んで、だんだん周りもね。
白とか黒とかじゃなくて純粋に「選手たちすげえ」と。「コーチ熱い」と。
あ、コーチがデンゼル・ワシントンね。

ホント、そのまんまの展開なんですけども。
そこはホラ。ディズニーですから。

号泣。

いや〜。
最近ね。
こういうわかりやすいヤツがどんどん好きになってますね。ええ。

余計なことを考えずに素直に感動できるやつとか、単純に笑えるやつとか、思いっきり熱狂できるやつとか。
ど真ん中に来る豪速球に素直に打ち抜かれる気持ちよさというんでしょうか。

いや、この映画自体にはね。
人種差別っていうクソ重いテーマがあるんですけども。
それより何より、というかそのテーマ自体が感動を促進するスパイスの一つになっちゃってるくらい面白かったですよね。
あれこれ考えるのも大事だけど、とりあえず今は思いっきり泣いて笑ってHappyになろうぜってヤツですね。
そんな感じですけども。

昔はね。
もっと何というか、そういうの否定してたんですよね。

「ベタを拒否する、そんな自分イカしてるぜ」みたいな。
「尖ってるオレ、最高にカッコいい」みたいなね。
んで、「最高にイカしたオレはもっと高尚で崇高で、なおかつ前衛的でアーティスティックな物語にしか興味ねえし」っていう。

うわーい、めんどくさ〜い。

いや、ホントめんどっちいヤツでしたね。
そして果てしなく恥ずかすぃ。
いいじゃんね。フツーに楽しめば。

まあ、それもこれも若気の至りというヤツで笑い飛ばせるようになったのも、多少は僕が成長したという証になるのでしょうか。
それともあの頃はただ日々の生活に余裕があっただけなのでしょうか。それで余計なことをゴチャゴチャと考えちゃってたのか。

よくわからんけど。

とにかく素晴らしい映画だったなと。個人的にはね。

はっきり言いましょう。
ディズニー最高です!!
若干古いですが。

そういえば、どっかのサッカー選手も言ってたけど、

アメリカンフットボールって、

全然フットボールじゃねえ。

「フットボール」なのにほとんど足使う場面がないという。

なかなかのネーミングだよね実わ。

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