しゅぷれひこーき

じめじめとした日が続く。
まったく不快指数の高い毎日だ。

日本には四季があると言われている。
山肌は季節ごとにその表情を変え、四季折々、我々の目を楽しませてくれる。

日本は一年で春夏秋冬がまんべんなく訪れる、大変バランスのとれた過ごしやすい気候の国である。らしい。

ホントにそうか?
まったくそんなこたぁないような気がするのは僕だけだろうか。
どう冷静に考えても冬が長いと思えて仕方ないのだが。

まあいいか。

とにかくどうもです。ジェー・ジョンソン佐藤です。

我が社のあるここ東京・新宿。
東日本大震災からちょうど3ヶ月の6月11日。
原発反対を訴えるデモ行進、イベントが大々的に行われていた。

飛び入り参加OK、途中抜け自由のフリーなこのイベント。
新宿中央公園から甲州街道、新宿駅西口の大ガード、歌舞伎町前を通り明治通り等、約3キロの道のりを信じられないほどの大所帯が「原発反対」のシュプレヒコールとともに通過した。

「原発反対」
「子どもたちの将来を守れ」
「我々の安全を返せ」

なるほど。
この言葉を大きな声で叫ぶことが今、非常に意味があるというのは動かざる事実であろう。
そして、同じ志を持った人が集まることによって、巨大な力となって世の中に訴えることも可能となるはずだ。

僕自身、こういった行為を否定する気はさらさらない。

だが、それはそれ。
世界有数都市の一つである新宿のど真ん中を、しかも休日の昼間に2万人で横切るという行為。
そこに生まれる軋轢も相当なものであることもまた間違いない。
とにかく交通の邪魔になる。
そして果てしない近所迷惑。

たまたま何も知らずに居合わせた人間からすれば、災難以外の何ものでもない。
何が悲しくてデモ行進の横断を待たなくてはいかんのか。
そんな信号待ち聞いたこともない。
なぜ大事な休日の昼間のひとときを爆音で台無しにされなくてはならんのか。
デモの届け出したからOK?
んなバカな。それなら今日ここに「偶然」居合わせた人たち全員に届け出ろっちゅーねん。

という考えの人も当然いてしかるべきだし、それも絶対に正しい言い分だろう。

僕個人としては、正直なところシュプレヒコールはあまり好きではない。
この手のデモ行為にはどうしても集団の心理という不純物が混じることが避けられない。
特に今回のように大きく門出を開いたイベントになると、本来の趣旨/主張からブレる角度はより大きいものとなりやすいだろう。
文字通り「赤信号皆で渡れば怖くない」である。

デモ行為については当然賛否両論あるだろうし、先ほども言った通りその行為自体を否定する気はさらさらない。
「他人の迷惑など顧みずに大声を挙げるのがデモというものだ」とか、「デモを否定するのは『社会が今のまま変化は必要ない』と言っていることと同義だ」とか、正直暴論なのか正論なのかわからない意見も多々あるようだ。

だが、僕の回転の悪い脳みそではこんな小難しい話には到底着いていくことなどできようもない。ただ指をくわえて傍観するだけの、未知の領域のお話である。

なのでデモ行為に対する是非を論ずる気もまったくない。
というかムリ。

でもね。
アレだけどね。

ある日突然デモ隊が大騒ぎしながら自分の家の前を通過したら、間違いなく思うけどね。

うるっせぃ!

って。

絶対に。
しかも反射的に。

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