継続は力なり 余震編

自転車が猛スピードで目の前を横切る。
片手でもう一台、誰も乗っていない自転車を並走させながら。

まるでサイドカー。

てか、なぜ?

コーナリングのテクニックが半端ない。
スピードをまったく落とさずに視界から消える。

だからなぜ?

まあ、何ごとも「キワメル」というのは大事なことだ。
まわりがとやかく言うことではないのだろう。

そんなことを考えた。
昼下がりの週末。

こんにちは。ジェー・ジョンソン佐藤です。

余震が収まらない。

あの震災から約一ヶ月。
早かったか遅かったかは人それぞれあるだろうが、多くの人たちに少なからず影響を与え、今までの生活を一変させる出来事であったことは動かしようのない事実である。

また海外で起きた震災のニュースを見ても、どこか遠い場所での出来事として現実離れした心持ちでいた人は多いのではないだろうか。少なくとも僕はそうである。
それが実際、自分の身に降りかかったことで、実体を持った脅威としてそばに引き寄せられ、恐れおののき恐怖した。
そして地震そのものだけではなく、地震によって引き起こされた副作用で、もともと身の回りに潜在的に潜んでいた危険や矛盾に次々と気づかされる毎日に直面した。

加えて、前を向こうとしたその出ばなをものの見事に挫く余震の連続。
収まることのない不安感。

今後どうなっていくのだろう。
果たしてこのまま無事に過ごせるのだろうか。

先の見えない毎日に、じわじわと首を締め付けられるような息苦しさを感じつつ、日々の生活を送っている。

もう一度言おう。
余震が収まらない。

いや。
何となくそれっぽいことを言ってはいるが。

要するに恐い。
おっかない。

もちろん被災地の人たちの苦労や心労は僕の比ではないだろう。
そしてその人たちのことを考えれば僕の置かれている状況などたかが知れているのかもしれない。

が、

本音を言わせてもらえば、超恐い

最近家にいる時は、鍵という鍵を開け逃走経路を確保し、そのシミュレーションに余念がない。
そして、夜になっても気を抜くことなくシミュレーションを繰り返し、時には実践形式での訓練を取り入れ、有事に備えて万全を期すよう心がけている。

結果、寝不足である。

過敏になり過ぎささくれ立った神経が精神を蝕み、平常心が失われる。
摩耗し疲弊しきってくたびれ果てたあげく、

週末よく寝る。

我ながら何をしているのかわからない。

僕自身が過剰に臆病過ぎるのが原因であることは間違いないのだが。

救いといえばアレか。
電車が割と普通に動いていることか。

とにかく皆前向こう。
いや、俺前向こう。

とか言ってみる。

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