季節柄の持病。その傾向と対策
2011年4月3日 02:06 | 雑記帳 | Tag:日常
電車内で携帯メール中の女性。
溢れる笑み。
ハッとして、慌てて表情を引き締める。
……。
多分見ちゃいけないものを目にしている気がする……。
チャンネルが切り替わる瞬間。
こんにちは。ジェー・ジョンソン佐藤です。
先日も申し上げたが僕は花粉症だ。
そんな話にはまったく興味なしという声が聞こえてきそうだが、まあそれはいい。
当然のごとくこの季節、その猛威になす術もなくさらされ、過酷極まりない毎日を送っている。
飛び散る鼻水。
滴る鼻水。
迸る鼻水。
やむことなき鼻水。
止めどもなく流れ落ちる鼻水。
なんてこった。
「汗」を「鼻水」にトレードしただけで、清々しい青春の1ページがあっという間に残念な姿に様変わりする。
誰を恨んでいる訳ではないが、実際花粉症とは無縁の人を見ると、羨ましさの中に何とも言えない嫉妬心というか、悔しい思いが去来することも確かである。
そしてそんな小物ぶりが我ながら情けなく思えてくる。
いやマジで。
だが。
やられっぱなしで黙っているほど僕も甘っちょろい男ではない。
何せ、追いつめられた時に最も力を発揮する、土俵際のマジシャンを自認する僕である。こんな時こそ今まで蓄えてきた力の見せ所というやつだ。
ここからはまさに自分との戦いであった。
ある時は強烈な渇きに襲われ、またある時には涙の洪水に溺れかけ、そしてある時には止まることのないくしゃみに苦しんだ。
テッシュは箱単位で消えていき、鼻の痛みは日に日に増し、折れそうになる心を何度も奮い立たせた。
要するに全部失敗でしたということで。
しかし僕はついにたどり着いた。
花粉症の季節を乗り切る唯一の方法へ。
その名も、
「ストナリニ+花粉鼻でブロックの合わせ技」
だ。
ま、単純な方法である。
「ストナリニ」。
どうやら数ある鼻炎薬の中で、僕にはこれが一番合っているようである。
数えきれないほどの市販薬を試し、同数の死線を乗り越えようやくたどり着いた。彼には今後末永くお世話になることだろう。
そして
「花粉鼻でブロック」。
ストナリニを服用後、約10分後にこれを鼻に塗る。
10分というのがミソで、大体飲んでから実際に効果が出始めるのがこの時間なのだ。
「花粉鼻でブロック」とは要するにワセリンだ。
ワセリンを鼻に塗ることで、鼻から入ってくる花粉を入り口でガードするという原理である。
なので、鼻をかんでしまうとあっという間にその効能は薄れてしまう。つまり鼻水を止めた状態で、それを維持するために塗ることが大事なのだ。
空は青く、気分は晴れやかであった。
遠い我が故郷、カンザスシティに思いを馳せ、僕はこう呟いた。
「アディオス花粉症。僕はあなたに勝利したのです。この日出ずる国日本で」
とはいえ、あれだけ苦しんだ花粉症も、いざなくなってみるといささか淋しいものである。じゃじゃ馬なあの子も今になって思えば懐かしい。ずうずうしくもかわいい。そんな一面もあったかも知れない。
まあ、今となってはどうすることもできないが。
過ぎ去った時間が戻ることはないのだから。
というのが去年の話。
甘かった。
完全に甘かった。
今年の花粉はマジで桁が違う。
苦労の末に編み出した最強コンボが一切通用しない。
一瞬でも淋しいなどと思った僕が愚かだった。
ヤツは変わらずそこにいた。
今年もまた、憎たらしいほどなす術なく、花粉症のお世話になっている僕がいる。
最初に言った通り。
鼻痛い。
そんな感じ。
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