社っ長さん!

プロ野球ペナントレースが大詰めを迎えている。

現状、ほぼ優勝が決定的な巨人以外は熾烈なCS出場権争いが続き、セパともに連日目の離せない熱戦が続いている。
プレーオフ制度には賛否両論あるが、やはり消化試合がなくなり見応えのある試合が終盤まで観られるというのはファンとしては大歓迎である。どのチームも最後までがんばっていただきたいものである。

で、まあ熱を帯びたペナントレースの中にあって、残念ながら蚊帳の外にいるチームがある。
横浜DeNAベイスターズである。

例年通りオールスターを前にして早々に優勝争いから脱落し、その後も順調に借金を重ねること数週間。本日付けで5位の阪神に7ゲーム差をつけられダントツの最下位をひた走るという有様である。

この目を覆いたくなるような惨劇。かつて暗黒時代といわれた90年代の阪神を彷彿とさせる。
いや、過去を拡大解釈している可能性を考えれば、今日現在の横浜の方が重傷ぶりは上なのかも知れない。
それほどまでに弱く、そして弱い。圧倒的に弱い。

が。

実をいうと今年のベイスターズ、それほど絶望的な感じがしない。
いや、成績をみればそんな甘ったれたことは口が裂けても言えないのだが、どういうわけだか昨年までのような悲壮感というか、絶望感がない。
それどころか、むしろ今後に期待を持たせてくれるような雰囲気すら漂っているではないか。僕だけかも知れないが。

「あきらめない野球」を標榜する中畑監督が、就任以来先頭に立ってチームを鼓舞し続けてきたことで、多少なりともそのイズムが浸透してきたというのはあるだろう。

どんな状況でも最後まで勝負を捨てない。
敗因を選手のせいにしない。
情けない試合をファンに謝罪する。
とにかく前向きに。

こういった姿勢がチーム全体の雰囲気を明るくし、それがファンにも伝わって相乗効果となり、負けていてもそこまで悲観的にならずに済んでいるのである。明るいチームというのはやはり観ていても楽しいものなのだ。

そしてもう一つ。
親会社が一生懸命というのが大きい。
「DeNA」という会社自体には批判も多いし、会長さんがびっくりするぐらい胡散臭かったりするのだが、少なくともこのチームに何とか強くなってもらおうという姿勢はうかがえる。

「会社が儲かるため」という泥臭い動機があることは想像に難くないが、それでも前年までの親会社に比べたらそのやる気度合いは雲泥の差に見える。

やはり組織の人間が力を発揮するには、上との信頼関係というか、上の人間の器の大きさというのは本当に大事になるのではないだろうか。

「俺が全部責任持ってやるから思いっきりやれや!!」とか言われたら、何かわけわからんけど力沸いてきちゃいますもんね。
「いっちょ、やってやろうじゃねえか」と。
非常に単純で短絡的な脳内構造なんですけども。

だから何でしょうね。
野球チームの理想のオーナー像。というか会社組織の社長像にも当てはまるんでしょうか。

ものっすごい金持ちてやんでぃ上等の豪快なおっさん。

でしょうか。

どこかにいませんかねそんな人。
男が男に惚れるような。

って、いるわけねえし。

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