伊達キレる!

先日、「クルム伊達、観客のため息にキレる」という見出しがインターネットのスポーツ欄に踊った。

今月24日に有明コロシアムで行われた東レパンパシフィックオープンのシングルス2回戦にて。
サマンサ・ストーサーと対戦したクルム伊達が、第2セットのタイブレークにおいてダブルフォールトでポイントを失った際に、観客席から「あ〜〜」という大きなため息が漏れた。
これに対して伊達が「ため息ばっかり!」と絶叫。観客の反応に激しく抗議した。
その後、集中力を切らした伊達は結局ストレートで敗戦を喫した。
そして試合後の会見で伊達は「観客のテニスを観るレベルが低い」旨のコメントを残した。

当然のことながらこのことは多くの物議を醸す招く結果となった。
「プロとしての自覚がない」や「自分のふがいないプレーを観客のせいにするな」といった批判的な意見、「日本は確かにスポーツ観戦は遅れている」「マナーはあってしかるべき」という伊達に肯定的な意見など、それぞれに受け取り方があったようである。また中には「今まで応援してたけどこれで大嫌いになりました」「もう引退した方がいい」といった辛辣な意見もちらほら見受けられた。

まあ、いつものことながら個人的にこの伊達の言動、行動が正しいかそうでないかの議論にはあまり興味がない。小難しいことは多くの思慮深い人たちにおまかせしておけばいいと思っている。

その上で、僕の率直な感想を言わせていただくならば、

おかえり伊達。

そのひと言である。

いや、そもそも伊達ってこういう人だったからね。
気ぃ強いし気難しいし。
「私に話しかけないで!」みたいな空気をバンバン発しながらギラッギラした目で試合するのが伊達だったからね。

テレビでニコニコして「輝くアラフォー女性」みたいな感じに取り上げられてた人、あれ完全に別人ですからね。あんなん僕の知ってる伊達じゃないですからね。

もっといつも尖ってて「刺すか刺されるか」みたいな悲壮感満載のね。全然楽しくなさそうにテニスしてるのが伊達ですからね。「勝敗度外視してテニスがとにかく楽しい」とか絶対言っちゃいけない言葉ですからね。いやアンタ、むしろ勝敗しか関係ないでしょみたいなね。

もっと言うと、そこまで自分追い込まないとランキング四位なんていう化け物じみた成績残せないってことですよ。多分。
日本人の体力、骨格だとやっぱりある程度の限界値があって、そこから先に進もうと思ったらそれこそ「紳士・淑女」じゃ到底追いつかないってことなんですよ。多分。
ある程度周囲と距離をおいて、自分を研ぎすませなきゃいけないんですよ。んで、結果としてそれが軋轢を生んでしまうんですよ。多分。

ほんで当時からね。この何かを超越したようなストイックな伊達公子がね、結構好きだったんですよ。

だからこの記事読んでね。
「ようやくだな」と。これぞ伊達公子だなと。いや、今はクルム伊達か。
とにかくね。ようやく復帰したわけですよ。あの伊達が。

2008年に復帰したとか言われてましたけど、何となくモヤモヤしてましてね。違うぞと。そうじゃねえぞと。
そのモヤモヤがね。ようやく晴れました。

苦節五年。
2013年秋。ようやくプロテニスプレイヤー・クルム伊達公子が現役復帰しました。

いや、俺何様だろ。

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