3.11
2012年3月11日 18:16 | ひとりごと,気づき | Tag：日常
本日2012年3月11日。
去年の大震災からちょうど一年が過ぎた計算になる。
あの出来事を風化させないためも何も、考えられないくらいの余震の数と規模を思えば、とてもそんな気持ちにはなれないのは僕だけではないはずである。
あいかわらず体に感じるほどの地震は頻繁に起こるし、そのたびに反射的に逃走経路をシミュレーションする自分がいる。
放射能は今もまだ収束とはほど遠い状態であるし、「すぐに健康を左右するものではない」食料品も、この先食べ続けることで何年後にどうなるかなどまったくわからない。かといって、それらすべてを避けて通る方法があるわけでもない。
自身の立ち位置が安全圏ではない状況で、今自分に何ができるのかを考えると、結局のところ日々を前向きに生きることしか思い浮かばない。
一生懸命働いて給料をもらって食料を買い、おいしい物を食べてお腹を満たす。そして明日への活力を蓄えまた働く。たまには息抜きで遊びにいくのもいいだろう。
大きな買い物をしなくても、そうした前向きな姿勢を続けていくことで少しずつ経済が回り、結果として日本全体が進んでいくのではないだろうか。
誰かのせいにして恨み言を吐くのではなく、一本のしっかりした信念を持って厳しい世間を生き抜くことこそ、今自分のすべきことでありできることなのだろうと思う。
まあ、思いっきりきれいごとを並べてみたが、現状僕の最大の関心は、いかに花粉症の時期を乗り切るかである。
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