禁煙成功術その∞
2011年12月23日 01:46 | 気づき | Tag:健康体
聞くところによると、毎月22日は「禁煙の日」だそうだ。
何でも「2」のビジュアルを白鳥(スワン)に見立て、「22」すなわち「スワンスワン」→「吸わん吸わん」で、禁煙の日だそうだ。
……うん。ひどすぎる。
しかしタバコ高いですね。
冷静に一本あたりの値段を計算してみてゾッとします。
ありえねえっす。
タバコを止めて約4年。
ここ最近はまったく吸いたいと思うこともなくなり、完全にタバコとの縁が切れた僕である。だが、それまでは日に15本程度を消費する、まあまあの愛煙家であった。
とはいえ、当時は一箱の値段が220円〜250円程度だったこともあり、それほど財布の負担にならなかったのも事実である。だからというわけではないが、内心「止めたい」とは思いつつも、シュボッと気持ちよく穂先に着火し続けることを止められなかった次第である。
そんな僕があっさりと、ごくあっさりと禁煙に成功した理由。
今回それをここに報告しよう。
ある日のことであった。
ふと目に飛び込んできた「タバコ代金値上げ」の見出し。
○月×日をもってタバコの販売代金を一律20円引き上げる旨の記事。
またか、と。
ふざけるなよ、と。
どれだけ庶民の小さい楽しみを締め付ければ気が済むのか、と。
2011年現在、まさかここまで乱暴な値上げがあるとは考えてもいなかった当時の僕は、そのニュースを目にするやいなや反射的に憤りを覚えたものである。
反感を買いにくい部分からジワジワとむしり取るという政策が、非常に陰湿で短絡的に感じられ、こみ上げる怒りを抑えきれず持て余していた。
だが。
ここでふと、ある考えが心に舞い降りた。
そう。
文字通り天から降るがごとくに舞い降りた。
これを機会に止めりゃいい。
そうなのだ。
そもそもの話、タバコを吸うからなのだ。
タバコさえ吸わなければ、この理不尽な値上げなど関係なくなるのだ。
不定期で実施される理不尽な値上げに血管をピクピクさせなくても済むのである。
しかも、身体に悪いとされるものをわざわざ金を払って吸収する行為。それ自体が無駄以外の何ものでもないのだ。
タバコを止める。
それだけで今までの出費を圧縮しつつ健康体でいられる。なおかつ政治に対する不満が多少軽減される。最高ではないか。
答えは出たようだ。
心は晴れやかで、空は青く広かった。
流れる雲。
どこまでも続く地平線。
逞しく荘厳な大地。
咲き誇る草木。
白いキャンバスのような汚れなき心。
この世に生を受けたことに感謝しつつ、僕はタバコに火を着けた。
そんなんムーリムリ。
無理に決まってんじゃんね。
その程度で禁煙できるんなら最初からしてるっつうの。
僕の意志の弱さをなめてもらっちゃあ困るっす。ってね。
結局どうやってタバコ止めたかって?
ホント、大したことなくってですね。
ワタクシ、ちょっと手術しなきゃいけないほどの大けがをしたことがありまして。
んで全身麻酔するから、その3日前から禁煙しなさいと。医者に言われてですね。
それならばってことで、いい機会だからちょっと止めてみよっかな〜と。
軽〜く試してみたらですね。そのまま止められちゃったっていう。
それだけの話だったりするわけで。
もう成功術でも何でもない。
努力もクソもない。
完全なマグレってやつですねハイ。
だからアレです。
僕から申し上げることがあるとすれば、
大けがしなさい
ってことです。手術するほどのね。
そうすれば止められるからと。
いろんなもの失いますけどね。そのかわり。
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