愛読書の打ち切り
2012年3月4日 00:50 | ひとりごと,気づき | Tag:おもひで
僕がよく閲覧しているサイトに月刊チャージャーというwebマガジンがある。
サラリーマンの生活に関するアドバイス的なコラムが多数掲載されていて、毎月1日に更新されるサイトである。
ところがこのサイト、2012年3月つまり今月1日をもって更新終了となってしまったのだ。
月始めのちょっとした楽しみであったこのサイトの終了は、僕の中でかなり残念な出来事である。だが2005年6月創刊から7年弱という運営期間は、移り変わりの早いネット社会において大健闘といっていいのではないだろうか。
またどこかで軽く流し読みする楽しみをくれるサイトとの出会いを期待しつつ、日々を過ごしていこうと思う次第である。
ちなみになんですが。
このWebマガジン「月刊チャージャー」内のコラムの一つに「竹原慎二のボコボコ相談室」というものがありまして。
これが面白くてですね。とにかく月が変わるとまずここにアクセスして読んでいたんですけども。
内容はというと、まあ要するに「お悩み相談」というヤツで。
悩めるサラリーマンのお悩みに竹原慎二さん(ボクシング元WBA世界ミドル級王者)が答えるっていう非常にオーソドックスなコラムですね。
ただ、その竹原さんの答えというのがね。ヒドいんですよ。
もう笑っちゃうんですよ。
日々の生活がうまくいかなくて、悩んだりクヨクヨしたり弱っている相談者に対して、罵声を浴びせて完膚なきまでに罵倒して、奈落の底にたたき落とすという。
自分だったら死ぬなぁと。
確実に息の根止まるなぁと。
相談者
「仕事をがんばっているんだけど、全然楽しくない。体も使うし頭も使う。でも全然楽しくない。楽しくない仕事を楽しくして、前向きに生きるコツがあったら教えてくれませんか?」
竹原氏
ねーよ。
楽しかったら誰も給料なんか払わねーよ。
ちょっ!!
ぅおう!
いや、確かにそうなんですけども!!
他に、あの……。
いや、いいです……。
相談者
「ありもしない不正容疑をかけられ会社への不信感が膨らんでいます。ですが、生活不安から転職を踏み切れずにいます。自分はこの先転職するべきでしょうか」
竹原氏
お前、バカか?
不正をかけられて辞めるってことは逃げたと思われるってことで、不正を認めたことになるじゃねえか。てめえの潔白ぐれえてめえで証明してみろや。
いやもう。
ホントその通りっす。
その通りなんですけど、目から水が出ます。止まらないっす。
相談者
「東京での仕事がうまくいかず、実家に帰りました。新聞配達のバイトで月収4万円。あまりに辛くて他人への逆恨みの気持ちすら沸いてきてしまいます。もっと心を穏やかに生活したいです」
竹原氏
夕刊も配れや
お前は家賃のかからん実家で健康的に生きとるじゃろが。この幸せもんが。
いやいやいや。
はっはっは。
その返しはなかったっす。
さすがっす。
相談者
「小さな診療所の副院長として働いている40代の医者です。最近ホステスに本気で惚れてしまい、妻に離婚を提案しました。常日頃から私のことをハゲだのデブだのときつく言う妻もこれには驚いたようで、離婚したくはないと言われました。
離婚したら家のローンや慰謝料などで自分の生活費はほとんど無くなります。でも悩みに悩んで夜も眠れずに鬱状態です。
良きアドバイスをお願いします」
竹原氏
一回、頭の医者に診てもらえや、ハゲ
離婚して金もないハゲ・デブなおっさんと結婚してくれるホステスがいるわけないじゃろが。
だ〜〜っ!
その通りっす!!
申し訳ないっす。
マジ息の根止まるっす。
というか、面白いっす。
まあ恐らく昔テレビでやっていた「ガチンコファイトクラブ」のテンションを踏襲した感じのコンセプトなのだろう。
そして、ツッコミやすい相談をチョイスしているのだろうことも想像に難くない。
ただ、それぞれの相談は非常に的を得ていて、納得できることばかりだというのも、僕がこのコラムを好きだった理由の一つである。
まあ、あくまで読み物として接していないと、吐血しそうになるんでね。
つきあい方も大事ですけど。
このコラムもサイトと一緒に終了するのがホント残念でしょうがないですけども。
また同じようなヤツやってくれないかなあ。
とか思ったり。
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