長谷川穂積 衝撃のKO、王座陥落
2011年4月8日 22:51 | ひとりごと | Tag:日常
長谷川穂積負けちゃいましたね。
挑戦者ジョニー・ゴンサレスの強烈な右を受けてダウン。
一度は立ち上がったものの足下がおぼつかず、ファイティングポーズの姿勢のままふらついたところでレフェリーが試合をストップ。
4R58秒TKO。
静まり返る場内。
重苦しい空気の中、跳ね上がって喜ぶゴンサレス。
悔しさとあっけなさ。
複雑な表情で苦笑いを浮かべる長谷川。
日本のボクシング界が誇る絶対的エースの完全なる敗北だった。
いや、残念でした。
というか、ゴンサレスめちゃ強でしたね。
その前の二人、西岡と粟生があり得ないくらいすばらしいKO勝ちでね。
これで長谷川KOで勝ったらちょっと神懸かってるぞと思って観ていたんですけども。
でまあ、恥ずかしながらワタクシ、このゴンサレスの試合を見たのが今回初めてでして。
んで、この強さわ尋常じゃねえぞと。
いよいよ長谷川の試合時間が迫る。
高まる緊張感と期待感。
ゴンサレスの控え室が映し出される。
分厚い胸板。
鞭のような両の手。
そして何より圧倒的な存在感。
その身にまとった危険な匂い。
思わずテレビ越しにたじろいだ。
西岡、粟生の倒した二人の挑戦者とはひと桁違う。
一目でそう感じた。
続いて映し出される長谷川の控え室。
際立つ線の細さ。身体の小ささ。
軽快なフットワークが、逆にどこか頼りなく見えてしまう。
こいつはやべえかも。
そんな気がした。
ゴングが鳴って試合開始。
対峙する両者。
身体の厚さ、迫力、どれを取ってもゴンサレスは長谷川のそれを大きく上回っていた。
体格的不利をスピードで補い、出入りを繰り返す。
ボクシングセンスを活かしたヒット&アウェイ。
長谷川の戦術はその一点しかないだろう。
だが、その戦術がこの挑戦者に通用するのだろうか。
会場の盛り上がりとは裏腹に、不安な思いは大きくなる。
チャンピオンのフットワークはこの日も健在であった。
素早い出入りと切れ味鋭いパンチで、体格で勝る挑戦者を翻弄する。
が。
屈強な体躯の挑戦者が放つパンチが長谷川の顔面をかすめる。
そしてそのうちのいくつかを被弾する長谷川。
あり得ないほどの手元での伸び。
大振りの左右のフックが的確に長谷川の顔面にヒットする。
自らの拳の重みで身体が流れるゴンサレス。
まるで鉄球を握り込んでいるかのように。
やばいぞこれ。
これはやばい。
ラウンドが進むごとにその思いは強くなっていった。
そして4ラウンド。
挑戦者の右フック一閃。
吹き飛ぶ長谷川。
悪夢は訪れた。
来るべくして来た敗北の時。
無情のゴング。
いや、しょうがないですかね今日は。
でも少しずつ距離感掴んできてたところでしたけどね。
ゴンサレスのあのパンチが先か。
長谷川が見切るのが先か。
そういうことだったんじゃないかなと。
完全に主観ですけど。
でもアレか。
長谷川はキレキレのクリティカルヒットを何発も入れなきゃゴンサレスの出足を止めることはできなくて、なおかつただの一回のミスも許されない状況で。
対してゴンサレスはある程度被弾しても、いいのを一発入れるだけでよかったと。
やっぱり不利な勝負だったのかなあとね。
思うわけですけど。
つか、これからどうするんでしょう。
がんばって欲しいですけど。
後、そうですねえ。
西岡さん強いっすねえ。
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