メルヘンティーチャー
2012年8月5日 15:19 | ひとりごと | Tag:映画
暑い。
そのうち身体のどこかが発火するんじゃないかと思えてくる。
いや、しないけど。
人体発火コワい!
以前、ジブリ作品の鉄板ぶりについて述べたことがあったが、つい先日放送された「となりのトトロ」も視聴率18%超えと、相変わらずの強さを発揮したらしい。
何年かに一度放送するだけで、必ず高視聴率が稼げるコンテンツというのは、テレビ局にとって非常にありがたいものだろう。またそれにも増して、ひとときのホッコリ感を求めて当時の記憶を旅する多くの人たちにとっても、ジブリ作品はかけがえのないものだといえるのではないだろうか。
「古き良き」
まったく素敵な言葉である。
ちなみにではあるが、小学校時代の音楽教師。当時、恐らく40前後の女性だったと思うのだが、この人が非常にめんどくさいことに、大のジブリ好きであった。
いや、ジブリが好きだろうと嫌いだろうと、それは個人の趣味趣向の問題なので外野がとやかく言うことではない。まして「面倒だ」などというのは著しくお門違いというものだ。
では、何が面倒だったかというと、彼女はあまりにジブリが好き過ぎて、ジブリを授業に持ち込んでしまうのである。
それこそ課題曲というか、成績を決定するような重要な場で歌う曲が「となりのトトロ」だったりするのである。
加えて指導が無駄にアツいというのが、見事にめんどくささを増幅してくれる。
「そこでもっと抑揚つけないと。そんなんじゃ届かないよ」
「一番盛り上がるところだよココ。物語の山場だから」
「がんばろうよみんな」
意味不明にメルヘンなセリフがそこかしこにちりばめられ、小学生ながら「子ども騙し感に」苛まれた次第である。
最終的にテンションが上がり倒し、感極まった彼女が発する言葉がこれである。
「ここで思いっきり感情込めて『トトロ』を呼ぼうよ。皆で心を一つにしたらトトロが来るかも知れないよ」
来るか〜!!
……小学生なめんなよ。
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