ある日常の憂鬱
2012年4月22日 00:47 | ひとりごと | Tag:日常
何年かぶりにビリーズブートキャンプをやってみた。
びっくりするくらい足が上がらなくて、情けなくて笑ってしまいました……。
まだまだイケるぜ!!
って言いたい……。
昔からよく聞く話。
「歳をとると涙もろくなる」
特に映画とかテレビとか。
感動ものにすごく弱くなるっていいますよね。
特に動物ものに弱くなる人が多いとか少ないとか。
僕自身、まだそういったことをはっきりと自覚することはないのだが、周りにいる大人たちを見ると、まあ何となくわかるような気がする。
恐らく、歳をとると涙もろくなるというよりも「刺激に弱くなる」のだろうと思う。
一番わかりやすいところがやはり食べ物だろうか。
昔は分厚い肉をお腹いっぱい食べることが大好きだったのに、最近では魚や野菜などの油分を抑えた料理を好むようになったとか。
非常によく聞く話である。
この辺りの話は僕にとっても例外ではなく、好むと好まざるとに関わらず、昔に比べてサッパリした食を選ぶようになっている。
例えばラーメンが好きでよく食べにいくのだが、どうも最近はこってりした豚骨スープがキツく感じるようになった。
始めの数口は美味しいと感じるのだが、半分を越えた辺りから口の中に残る豚骨の油がしつこく、気持ち悪くなってきてしまう。
元来貧乏性なため、なんとか残さずに食べきるのだが、その行為に喜びは微塵もない。
最後はただの義務感で流し込んでいるに過ぎず、もはや拷問以外の何ものでもなくなっている。
「ラーメンが食べたい」と思って店に入り、お金まで払って苦痛な思いをするという。まったくもって意味不明である。
そしてさらに顕著なのが「お腹」の耐久性だろうか。濃い口の豚骨スープによる耐久性の減退が著しい。
とにかくトイレが近くなった。
食べ終わってすぐ、5分も経てばビッグウェーブの到来である。それも絶望的なヤツが。
一度など、店を出た瞬間に「キテ」しまい、慌ててその店でトイレを借りたことすらある。
今食したものをその瞬間にお返しするという、救いようのない失態である。
そしてこの体質、何がめんどくさいかというと、「電車に乗る前にラーメン屋に入れない」というのが最大の難点である。
お腹は減ってる。
ラーメン食いたい。
あそこの店行きたい。
……でも。
もう不便でしょうがない。
最近、濃い口のラーメンを欲したときはもっぱらつけ麺である。
たまにはズズーッと飲み干したい衝動にかられるのだが、あの地獄を思うとそれも躊躇せざるを得ない。
後、これは歳のせいなのかはわからないが、視覚的に刺激に弱くなるということはあるのだろうか。
格闘技観戦がダメになるとか、動物の狩りが観られなくなるとか。
いや、何が言いたいのかというと、最近どういうわけか手羽先がダメな自分がいる。
焼き鳥として調理されたものは全然OKなのだが、スーパーでパックに入って売られているヤツがどうにもこうにも受け付けない。あの赤みがかった羽の画が視界に入るたびに「うっ」となってしまうのだ。
ホントに最近自覚し始めたことで、自称沈着冷静寡黙でクールなビジネスガイな自分としては「そんなバカな」の大海原でもがき苦しむ次第である。
何言ってるかよくわからんが、大ピンチな感じは多少なりとも伝わったと思う。
何がダメって、あの原型をとどめたリアルな感じに完全にやられてしまっている。
見ていると、パックの中で手羽先が一斉に動き出す場面を想像してしまい、どうにも背筋が寒くなるのだ。
そうなるともう全然ムリで、間違っても買って帰ろうなどという気にはならない。
膝がガクガクしてその場に崩れ落ちそうにすらなってしまう。
「心を折られる」その意味を、まさか近所のスーパーで気づかされるとは思わなかった。
今後、年月を経るたびに今まで気づかなかった意外な弱点が徐々に露になっていくのだろうか。
実際その場面で自分がどんなリアクションをとるのか、それとも狼狽するだけで何もできずに薄ら寒い姿を晒すのか。
楽しみといえば楽しみではある。
ただ、今のところは生の手羽先がダメなだけなのが、今後症状が進んで調理後のものまで受け付けなってしまったとしたらちょっと困る。
単純な話、焼き鳥屋に行けなくなってしまう。
頑固一徹な親父が切り盛りする隠れ家的な焼き鳥屋を行きつけにするのが小さな目標だったりするのだが、その夢に挑戦すらできない事態だけは、できれば避けたいものである。
ちなみにだが、ウチの親は柔軟体操がダメらしい。
稼働域を超えて曲がる足関節がアカンと。
いや〜。
その発想はなかったわ。
何気にちょっと悔しい。
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