学園ドラマの妙

先日、とある学園ドラマを観終わった。
全11話完結のオーソドックスなヤツである。

感想としては「ああ、いつもどおりの平常運転ですな」という感じだろうか。
なるほど。オーソドックスな学園ドラマだったなと。

学園ドラマというのは作り手側に立って考えた場合、非常にやりやすい設定だと思う。
だいたいパターンとしては2つあって、一つは「破天荒な型破り教師が、荒れ果てたクラスを思いもよらない方法で立て直していく」パターン。そしてもう一つは「やる気のない教師がとあるきっかけで忘れかけていた情熱を取り戻して奮闘する」パターンである。

そしてどちらのパターンも、いつの間にか心をガッツリと掴まれた生徒たちが、退任に追い込まれそうな教師を子どもなりのやり方で守ろうとする、クソ熱いクライマックスが待っている。
一話ごとに少しずつ心を開いていく生徒たち。そしてどや顔の教師。すべては最後の見せ場へ向かうための布石になっているのだ。
感動の別れ。笑顔と涙で交わす抱擁。そして再会。
すべては計算し尽くされた鉄板の王道パターンである。

ここまでくると、もはや結論ありきの物語でしかなく、すべての展開が先読み可能になってくる。
残念ながら新鮮な驚きなるものはとうの昔に消えてなくなってしまった。
極端な話、一話と最終話だけ観れば、残りの回は飛ばしてしまってもまったく問題ないのではないかという気さえしてくる。一話で登場人物とその人間関係を大まかに把握して、最終話で彼らの結末を確認するという。

「ああ、なるほどね。着地はそこね。まあ予想とのズレは15cmくらいかな」

どんな問題が起ころうが、間違いなく解決するという安心感。というか失望感。
目の前に広がるこの果てしない虚無感を、僕はいったいどうすればいいのだろうか。

まあ、おもしろいから観るんだけどサ。

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