多言語展開の進行管理
テキストを校了にしてから、DTP編集作業に着手する。
翻訳テキストをご支給いただく場合でも、当社にて翻訳作業をする場合でも、まずは翻訳文を校了にしてから、DTP作業に入ることをお勧めします。
確かに、DTP編集が終わってからレイアウトと翻訳文を同時にチェックしたいというお客様はいらっしゃいます。 また、時間がないので、翻訳文を確認する前に一刻も早くDTP作業を先に進めて下さいと依頼されることもあります。
焦るお気持ちは良くわかるのですが、それは逆なのです。 翻訳文を先に校了にしてからDTP編集作業に開始する方が、トータルでみれば、短納期で終わり、むだな修正料金もかからず、結果的には低料金ですみます。
前のページで述べたように多言語展開する場合には、テキストを置換えるだけではなく、レイアウトの調整などを行っています。そのため、レイアウトしてしまった後で文字修正が発生して、文字数が変わることは、多くの時間がかかります。ましてや複数の言語を同時に展開している場合には、なおさらです。
最初に翻訳テキストを確認して、レイアウト編集後にレイアウトを確認していただくと、二度お手数をおかけしていまい、恐縮なのですが、もし「早く」「安く」「いいもの」をご希望であれば、是非ご協力していただきたいと思います。
1つの言語を完全に校了にしてから、他の言語に展開する。
翻訳テキストが校了になっても、同時に複数の言語のDTP編集を平行して作業するのは、お勧めできません。
まずは、1つの言語を完全に校了にすることをお勧めします。
言語ごとに文字数が異なっているため、違和感のないようにレイアウトを微妙に調整しながら、DTP編集作業を進めていきますが、ページ構成やレイアウト自体が変更になると、多くの時間がかかってしまいます。
遠回りするようですが、1つの言語が完全に校了になるまで待って、そこから他の言語を開始する方が、同時に全部の言語を開始して、修正・変更を重ねるよりも、全体としては、かなり早くなります。また、不要な追加料金がかかることを防ぐことができます。
例えば、日、英、中、韓のカタログでしたら、まずは日本語版を校了にする、英、独、仏、西、伊、中の6言語のマニュアルでしたら、まず英語を校了にすることが、トータルでの納期を早くする鍵と思います。
メインサイトでもDTPについて触れていますので、併せてお読みください。
対応ソフト一覧
・Adobe Illustrator
・Adobe InDesign
・Adobe Photoshop
・QuarkXpress
・Adobe PageMaker
・Adobe FrameMaker
・Microsoft Word
・Microsoft Excel
・Microsoft PowerPoint
・Microsoft Visio その他
各バージョンに対応いたします。
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